活動報告・レポート
2014年2月13日(木)
金融緩和
金融緩和

世界の代表的な金融機関の方が和歌山市に来てくれ、今後の日本経済の見通しについて話を伺いました。平成26年の円の水準を110円と見込んでいます。金融緩和が続くと見て、昨年の予測の見直しをしないでいます。円安の成果として、企業の設備投資が増加傾向にあること、そして新規の工場立地を海外ではなく国内で実施していることがあげられます。工場の海外移転に歯止めが掛かっていることから、国内での設備投資と雇用拡大への期待があります。円安になると工場の海外移転のメリットは少なくなりますから、国内での立地に向かっています。雇用が増えることで失業率が低下、製造業の所得が増えると消費拡大へとつながります。

一方、円安のデメリットは資源の輸入コストが増えることです。原油や天然ガスのコストが増えていることから、国内のエネルギーコストが増加しています。消費税増税と合わせて春以降の経済回復の課題になりそうです。

ただ金融緩和によって、金融機関から企業の設備投資向けの資金の持ち出しが増えているので良い循環にあるようです。

おさらい

尊敬する経営者から最近学んだ、いつくかの学びをおさらいしてみます。

  • 北風と太陽の話を覚えておくこと。北風で人を動かすことはできません。人を動かすためには太陽になることです。
  • 決して人の悪口を言わないで、人のことを褒めること。人の悪口は自らの人格を落とします。悪口を言う時の顔は醜いので、鏡で自分の顔を見ると二度と悪口を言いたくなくなります。
  • 自分が話題にしている人は鏡です。その人の行動を非難するのならば、自分の行動も非難されるものです。その人の行動を尊敬するなら、自分の行動も尊敬されるものです。人に接する時はその人の態度は自分の鏡だと思うことです。
  • 人を追い込むと自分に跳ね返ってきます。それよりも社会に役立つ人になるように支援することこそ自分がやるべきことです。人が再生していくとみんなが良くなります。
  • 力らで権力は奪えても、力で権力を維持することはできません。知識と経験に基づいた行動と全体が良くなるような気配りが維持する力になりす。
  • 自分の成果をあちらこちらで言う人は実力のない人です。実力者は成果を人に話すことはしません。常に謙虚にいます。
  • 自分何に自信のない人は喧嘩をします。自信のある人は協力します。
  • 褒められて腹を立てる人はいません。一緒に仕事をする相手の良いところを見つけて褒めることです。

私の場合、場合によっては聞いている話のメモを取ります。メモを取らなければどんな良い話を聞いても、時間の経過と共に忘れるからです。今日の最後に尊敬する経営者から「片桐君は昨日も私の話を聞いてメモを取ってくれていたね」と言ってもらいました。メモを取っているので、学びを忘れずに頭と心で持ち続けることができるのです。

子どもの成長

子どもの教育について議論を交わしました。学ぶことは難しいもので、簡単すぎると飽きてしまいますし、難しすぎると諦めます。自分の今の実力よりも少し上のレベルの課題に挑戦することが実力を向上させるために必要な取り組みです。大人は飽きずに、諦めずに取り組む環境を作り、成長を手助けすることを心掛けたいものです。

その他

とても良くしてくれるお店で懇親会を行いました。昨日、「片桐さんのことを褒めていましたよ」と聞いたので、早速、今日、伺いました。予約の時間に到着すると、寒い中なのに笑顔で出迎えてくれ、歓迎してくれました。懇親会の途中、お店の経営者と話をしましたが、とても素敵な笑顔で応対してくれました。