活動報告・レポート
2014年2月4日(火)
貴志川線
一日の始まり
一日の始まり

天気予報の通り今朝は冷え込みました。今朝は7時前に自宅を出発して市内に出掛けました。曇り空のような空は寒さを引き立てるようでした。和歌山市役所の近くを通り掛ると、ビルの間から和歌山城を見ることができました。この空間からの和歌山城の光景が素晴らしいという評価があります。確かにこの角度からのお城はきれいに見ることができます。朝の空間に立っている和歌山城を見ながら次の訪問地に向かいました。

和歌山城を眺めながら、まだ早くて車の少ない朝の通りを走り過ぎる時間を持てることは幸せなことだと感じました。

貴志川線

和歌山電鐵貴志川線について意見をいただきました。議会報告書を配布したところ、その場で読んで関心を示してくれました。「これまで貴志川線について関心がなかったのですが、存続運動のことや10年で補助制度が満了することを知り、関心を持っています」という問い掛けがありました。

平成25年12月県議会の一般質問で貴志川線の問題を取り上げたものですが、年間約8千万円の赤字経営で、それを和歌山市と紀の川市で補てんしている現状から考えると、赤字補てんがなければ、民間事業者なので存続は難しくなります。民間企業にとって利益を上げることが存続のために必要なことですから、何年も赤字のまま運行してくれることは考え難いいことです。

そこで補助期間の10年を経過した後の存続に向けた話し合いと新たな対策が必要な時期に差し掛かっていることを伝えました。貴志川線の赤字分は税金で補てんしていることから、現行と同じ補てん額でこのまま先も補助を継続することは決して簡単なことではありません。少しでも赤字幅を削減した状態で補助制度を検討することになると思います。

ただ現在においても和歌山電鐵は相当の経営努力をしてくれていますし、沿線地域のために尽くしてくれています。ここから地方鉄道の経営を支えるのは沿線住民の積極的協力だと思います。つまり年間250万人が乗車すれば赤字から脱却できる見込みですから、現在の210万人から乗車する人を増やすことが必要となります。沿線の皆さんが年間4回、今よりも多く乗車してくれると年間250万人を達成でき、赤字がなくなります。私達が存続を望み、岡山県から鉄道事業者が来てくれていますから、今一度地元の力を発揮したいところです。その結果、年間250万人が達成できなかったとしても、地元力を発揮すれば行政を動かせる力になります。和歌山電鐵貴志川線が発足してから10年経過後の、新たな施策の検討のためには利用客を増やすことが鍵になります。

観光のお客さんは広報や集客努力によって増加していると思いますから、後は通勤や通学、お買い物で利用する人を増やすことです。私たちの鉄道であると思い存続のために今よりも利用して、新たな支援制度を創設したいと考えています。

議会報告書を配布したとこから、貴志川線存続に関しての説明をすることができました。県政への関心を持ってもらうためには、このようなきっかけが必要だと感じました。一般質問の内容や議会活動を伝えるための媒体の効果を実感しました。

例会訪問

和歌山西ライオンズクラブの例会を訪問しました。和歌山ゴールドライオンズクラブからは7名の参加で、垣根を越えた例会訪問を交流の機会として参加したものです。他クラブの例会訪問は、同じような例会の流れであっても雰囲気や進め方が違うため、新鮮で例会運営の勉強になります。また他クラブの会員さんと話をすることで、やる気が湧いてきます。

人は普段と違う環境の中に身を持っていくことは抵抗感があるものですが、その垣根を越えた時に得られる刺激や学びは、行かなかったことで得られる安堵感よりも大きな成果があります。

予定が合えば、極力他クラブの例会訪問に行くことを心掛けているのですが、今日は日程が合ったことから参加いたしました。心から歓迎していただいた和歌山西ライオンズクラブの皆さんに感謝しています。

加太と友が島

和歌山市加太や友が島を案内する冊子が発刊されようとしています。紀州語り部の方が発刊の準備をしているところです。既に原稿は完成し校正段階へと入っています。校正を数回行った後、印刷、製本と作業は進みます。春には出版記念パーティの準備をしていますが、会場定員いっぱいになりそうです。和歌山市の観光振興のために加太と友が島を知ってもらうことは嬉しいことです。

この冊子を持って加太と友が島を訪れる人が増えることを期待しています。更にもう次の企画の準備があることを聞かせてもらいました。和歌山市の観光振興と和歌山市を愛する気持ちに触れさせていただきました。