県道の拡幅工事を担っている会社の方と懇談しました。この道路工事は順調に推移していますが、平成27年度の国体開催には間に合わないようです。元々、国体開催以降の完成予定ですから工事が遅れている訳ではありません。現在、土木工事がタイトで技術者も工事車両も不足しているようです。そのため、予算は確定しているのにリース単価などが高くなっているので仕事はきつくなっています。
損得抜きで工事を急いでいるのは、そこに信頼があるからです。信頼されて仕事を請けているのでその信頼に応えるように取り組んでいます。素晴らしいプロ意識を持っていて、借りたものは返す、購入した代金は必ず支払うことを仕事の基本としています。
過去、多くの人から裏切られた経験があると聞きました。お金を貸しても返さない人がいます。仕事をした代金を支払わない人もいます。信じられないことですが、借りたものを返さない、代金を支払わない人がいるのです。何よりもその人が苦しい時に助けているのに、苦しい時を脱した後は連絡が無い、会ってもお礼も言わない、勿論、貸したお金は返さないのです。自分が苦しい時は頼ってきているのに、その時を抜け出した後は知らないという態度をする人が「如何に多いことか」と話してくれました。そんな人とは付き合わないことが防衛になります。
付き合わないことでそんな人は遠ざかり、現在は信頼できる人や会社と仕事ができていることに感謝していると話してくれました。信頼関係を持ちながら仕事ができることは幸せなことです。
そんな話を伺いながら、お願いしていた約束を果してくれました。「信頼には信頼で応える」という姿勢に感謝しています。
和歌山市内に本社のあるアズマハウスが上場したことをお祝いする会に出席させていただきました。約2時間の感謝の夕べは感動的なフィナーレを迎えました。アズマハウスのこれまでの歴史を拝見した後、社長からのお礼の挨拶があり、その後、会長、社長、そして従業員の皆さんが舞台に登場し、ゆずの「栄光の架け橋」を歌い上げてくれました。
逞しく感動的で、伸びる企業の姿勢が現れていました。上場するということの誇りと自信、そして期待に応えていく気概を感じることができました。上場とはとても心が熱くなるものです。経営者も従業員の皆さんも、会社が上場することは夢であり、誇りであり、辛くても頑張れる材料になります。
会長、社長が二人とも挨拶の中で伝えていたことですが、「上場は新たなスタートであり、まだまだ夢の途中」だということです。上場はゴールではなくてスタート地点に立ったことを意味している。そんな心意気が伝わってきました。
和歌山市に本社のある会社の上場のお祝いの場にいられることは嬉しい瞬間です。和歌山市の明日の活力につながるものと確信しています。
笑顔と感動、誇りと自信、そして涙が今日の嬉しさを象徴していました。アズマハウスの皆さん、上場おめでとうございます。
- 田辺市で設置している第三者委員会による調査結果の報告について意見を聞かせてもらいました。一昨年に発生した田辺市内の中学生の自殺未遂に関る真相を究明するために設置された第三者委員会の調査報告書がまとまり田辺市長に報告されました。今後は調査報告を受けた市長がどんな対応をするのかに注目が集まっています。この件に関して全国の皆さんから問い合わせをいただいています。
- 再生可能エネルギーの今後に付いて協議を行いました。再生可能エネルギー買い取り価格42円の案件で契約が履行されていない案件について、経済産業省から1月22日までに現状報告が求められています。もし地主との契約締結など進展していないのであれば、取り消し対象になることも考えられます。計画通りに実現されないで消えていく案件も発生しそうです。締め切り後の結果に注目しています。
- 幼稚園児など年少者の防災対策について話し合いました。万が一に備えて幼稚園に備えておくものについて検討しました。具体的な方法を検討していくことにしています。