和歌山城の歴史などの解説冊子に続いて、和歌山市加太を案内する冊子を発刊する語り部の松浦さん。出版を記念するパーティの打ち合わせを行いました。平成26年4月12日の午後6時からスタートすることに決定しました。日時と場所が決まったので交友のある皆さんへの案内の準備を進めることにしています。出版記念パーティ実行委員会を組織して行動を開始することにしています。
本日の打ち合わせは松浦さんと司会を担当してくれる方と一緒に、パーティ予定会場で行いました。嬉しい式典に係れることに感謝しています。
都市開発に係っている会社経営者が訪ねてくれました。和歌山市の状況について情報をくれました。和歌山市中心市街地についての話題から始まりました。高島屋撤退については、周辺にまとまった駐車場がないことから、後継事業者は探しにくい状況であると話してくれました。数箇所声を掛けてくれたようですが、駐車所の問題と共に大規模店としては狭いことを理由に難しいという回答があったようです。
JR和歌山駅前の立地は良いので進出を依頼すれば検討してくれるところもあるようですが、求める面積の確保が難しいことから簡単ではないようです。
また今年のお正月に駅前の市場調査に来てくれています。近鉄百貨店付近に多数の自転車が停められていたようです。その理由はJR阪和線を利用して天王寺までショッピングに出掛けている人の駐輪だったのです。多くの和歌山市民の方、特に若い人達がショッピングは大阪市内に出掛けているようです。和歌山市内に魅力的なショッピングゾーンが少ないことの指摘がありました。このままでは小売店の経営や進出は難しい環境にあることの指摘もありました。
「本気で都市再生、まちづくりを行うべきです」という意見をいただきました。併せて「他の都市の市長は本気で都市計画を行っていますよ。和歌山市ほど都市計画を考えていない市は珍しいと思います。福祉や教育などの課題も多いと思いますが、都市計画を策定し実行できるリーダーを求めるべきです」という意見も出されました。
また交通の利便性が低いことの指摘もありました。和歌山市よりも南の地域から和歌山市までの電車での移動時間が掛かりすぎるので、電車を利用しないで車で移動することになり、どうしても和歌山市を素通りしているという意見です。かつてのように和歌山市が和歌山県内の買い物の中心地ではなくなり、大阪市内や泉南方面の大型店に買い物に出掛けている和歌山市以外の人が多いという分析です。
おもしろいアイデアは大阪市内にカジノが建設されたとすれば、カジノにプラスして温泉やゴルフに来る外国人がいると考え、約30分で大阪市内から和歌山市行きの特急電車を運行すればお客さんを呼び込めるという意見がありました。
このように商圏は和歌山市だけで考える時代ではなくなり大阪市内までを商圏と考えた都市計画が必要なのです。大阪市内に出掛けるお客さんの頻度が少なくなるような都市形成を検討したいところです。
太陽光発電を検討している方と協議する時間を確保しました。平成25年度の電力買い取り単価の期限が迫っています。土地の確保や準備、資料が整っていなければ今から計画しても間に合わないと思いますが、土地があり必要書類の準備が整っていれば、申請できる可能性はあります。この方はマンションの屋上での設置を検討しているのですが、期限と資金繰りが問題になっています。資材費用や工事費が高くなっていることから当初の見積り額よりも膨らんでいることも問題になっています。
そのため収支面を考えて、事業化の検討は来週まで延期することにしました。
新入会員にライオンズクラブについて知識付与するためのメンタープログラム用の教材が作成されました。クラブの指導者はメンタープログラムを学び、教育を通じてよきライオンを育てることが求められています。
メンター選出について、教育プログラムについて話し合いました。
夕方からは連合和歌山・和歌山・海南海草地域協議会「新春の集い」に参加しました。統計的には経済環境が上向いてきていますが、今日集まった和歌山市、海南市などの地域では実感に乏しいことが話し合われました。地域経済を改善し消費拡大できるような環境作りを目指すことなどを話し合いました。