和歌山市はとても寒い一日でした。寒いというよりも冷え込みがきつくて、外に出た瞬間に身体が冷え込むほどでした。そんな一日をお墓参りとお見舞いなどで過ごしました。
お墓参りは恒例のことですが、今ここに生きていることへの感謝を報告するためにお参りしました。平成25年が予想していた通りに素敵な一年であったことへの感謝と、平成26年も、より素晴らしい一年であることへの感謝の気持ちを伝えました。今年、お墓を新しくしたので、新しいお墓に向かって感謝の気持ちを伝えました。
冷え込みがきつい中でしたが、その時は日差しが差し込み少し暖かく感じました。きっと嬉しく思ってくれている、そう感じました。
続いて父親のお見舞いに入院先の病院に行きました。クリスマスの日に発熱していたのですが、今は体温が下がりしっかりと話ができるように回復しています。ただベッドに寝た状態で、起きることや座ることが辛そうです。
丁度、一年前の12月29日に発熱して救急車で日赤に行ったことを思い出しました。そのことも、もう一年前の出来事になっています。昨年の年末から年始を病院で過ごしたのですが、今年も病院で過ごすことになりそうです。家を空けるのは二年連続になりそうですが、こんな時が来るとは思ってもいないことでした。振り返ると、今年、自宅に戻ったのは5月頃の一週間と、8月に一日だけ帰宅しただけなので、この意味からすると少し寂しい一年になりました。ただ話ができていることや、元気さを感じられるので、気持ち的には安心できることに感謝しています。
考え方を変えると、こんな寒い時は病院でいる方が安心ですし、風邪もひかないと思うので、年末年始はゆったりとする方が良いのかなと思います。春になればもっと良くなると思っています。顔を見て会話を楽しめたことに感謝しています。
実家に戻って暫くゆっくりできました。余りにも寒さが厳しいので、少しの時間ですが実家に戻りました。温かい食事と会話を楽しむことができました。母親は一人で生活していると料理を作るのも楽しくないようで、滅多にない帰宅を歓迎してくれました。
ゆっくりできる時間が、どれだけ幸せなのかを感じます。当たり前のような日常が、実は幸せな時であることを知っていますが、そんな時間が少ないので、今日は幸せに感謝する一日になりました。働いている皆さんも年末の休日を同じような気持ちで過ごしていると思います。一年間の緊張を解きほぐし、今は気持ちをゆったりと持ちたい時期です。
来るべき平成26年に向けて翼を休める時が今の時期です。
少し髪の毛が伸びていたので午後6時からカットに行ってきました。髪の毛を短くカットすると、新年を前にして気分も引き締まります。カットをしながら、仕事の関係で11月にドバイ、12月初旬にメルボルンを訪問したオーナーの話を聞かせてもらいました。
共通していることは、日本人のビジネスマンは少なくて中国人が多いことです。ビジネスシーンは中国人が目立っていて日本人の姿はなかったと聞きました。驚いたことは、ドバイもメルボルンもわが国の通貨の両替ができなかったと聞いたことです。オーストラリアは円の両替ができたような感じがするのですが、今はそうなっていることは経済力の低下を示しています。
それに対して中国の地位は向上していて、ビジネスで活動しているアジア人は中国人が支配しているようです。「外国に行くと日本の地位が低下していることを実感します。中でいると分からないことですが。それに対して中国の進出は凄いものがあります。和食や美容などの日本の技術がもっと外に出なければと思います」と話してくれました。
日本の凄さを世界に知らせていない、そんな気がします。世界の中で通用する日本を、もっと意識すべきだと感じました。