和歌山ゴールドライオンズクラブ例会に出席しました。本年最終の例会はクリスマスの要素を持たせた懇親会も兼ねて開催しました。通常例会で報告事項や承認事項を行った後、第二部の懇親会へと続きました。冒頭、第二副会長から今年の私達のライオンズクラブを振り返り、来年に向けた抱負についての挨拶がありました。
日本のライオンズクラブは、おもてなし、もったいないをはじめとする極めて国を大切に思う気持ちを基本として社会貢献活動を行っています。希望の持てる社会にするための底辺を支える活動をしているのがライオンズクラブです。地味な活動ですがこうした取り組みがあることで社会は上手く循環していることを感じています。
まちの清掃や献血はやってもやらなくても変わらないと思いますが実際はそうではありません。もし、ライオンズクラブの献血例会がなければ、確実に必要な血液は不足することでしょう。もし清掃活動を実施していなければ、私達のまちはきれいに保たれていないことでしょう。誰かがしてくれるのではなくて、自分達で実行しようとする姿勢こそがライオンズクラブの真髄です。
言うよりも実行することがこのクラブの特長ですから、まちづくりの計画や提言はしていません。それよりも自分達でできることを実行すること、それが素晴らしい私達ができる活動だと思っています。
平成26年も解決すべき問題は山積していますが、自分達でできることを確実に実行していく姿勢を保ちたいと考えています。
全員でそんな決意を感じながら懇親会へと移りました。計画委員長を初めとする三役が企画してくれた懇親会は楽しい時間となりました。今回はゲストの出演はなく、全て自分達が主役となれるような会にしてくれました。抽選会、チームに分かれての対抗歌合戦などを楽しみました。歌合戦ではリードされていた私達のチームが逆転勝利を収めたことで盛り上がりました。難しいと思っていた13点差を逆転したことで、逆転というドラマチックな展開が本当にあるんだと思いました。ドラマ性があり驚きのある逆転劇でした。
こうして会員が一緒になって楽しめる例会に仕上げてくれた、三役と計画委員長に感謝しています。全て手作りで温かみがあり楽しい例会はクラブ運営の基本です。例会を楽しいものにするのは誰かではなくて会員である私達です。個人が例会を楽しいものにしようと心掛けるだけで雰囲気は違ってきます。
例会運営やイベントを企画しているのは三役であり理事会メンバーです。そして会員の参加があって楽しい例会になります。同じ志を持つ人が集って会話を交わすだけでも楽しいのです。こんな交流機会を計画している役員の仕事は大変です。そしてそれは自分でやって見なければ、大変さは分からないことです。他人が企画したことは批判し易いのですが、自分が全員を納得させる企画を立てることは簡単ではありません。人を批判することは簡単ですが、自分が実行することは難しいのが世の常です。
ライオンズクラブでは全ての会員がリーダーになることを求めています。そのため原則として役員は一年交代とし、みんなで担っています。そうすることで大変さを理解し、更に大きなリーダーとして活躍できるように仕向けているのです。
一人が楽しむことは自分一人でできますが、みんなを楽しませることは一人ではできないことです。チームとして企画、実行することでみんなが楽しんでくれるのです。
今日の例会はそんな原点に戻れたような楽しい例会でした。
最後は指名によりライオンズローアを行いました。今年に感謝し、新しい年に希望を持ち幸せな一年になることを期待して三度、上に向けて大きく雄叫びをあげました。大きな声を出すことで運気は近づいてきます。ライオンズクラブが発展することを目指して懇親会を終了しました。