活動報告・レポート
2013年12月20日(金)
難聴地域解消に向けて
難聴地域解消に向けて

ラジオ難聴地域の対策について協議を交わしました。和歌山市内においてもラジオが聴こえない地域があります。難聴地域の解消は災害発生時の情報発信に必要なことですから、解消に向けた取り組みが必要ですが、予算面から実現は難しい状況です。難聴地域付近の高い山に中継基地を設置する必要があり、そのための予算が伴うからです。行政の課題で否定的な回答のひとつに、「予算がないから」というものがあります。この「予算がない」という答えで全ては機能停止に陥ります。

この意味は「予算がないからできない」、「予算がないからやれなくても仕方ない」というものですが、この考えが蔓延すると思考を停止させてしまう効果があります。予算がないのでやれないのは仕方がないと思うと、やれる方法を考えなくなりますし、やらない自己弁護の理由にして納得してしまいます。

「予算がない」が全ての業務や課題を止めてしまうものですから、仕事をやりたくない人にとって便利な言葉ですし、考える力を奪ってしまう魔力を有する言葉です。そして依頼する人も「予算がなければ」と諦めさせてしまうことのできる言葉です。

同じように難聴地域の解消についても「やりたいけれど予算がないから」という答えが出ました。それだったから仕方がないという雰囲気がありましたが、予算がないのは和歌山県が国に要求していないのか、和歌山市から和歌山県に必要性の上申をしていないのか、それとも国が予算措置をしてくれないのか分からないので、継続して話し合うことにしました。予算がない原因の元はどこにあるのか、それを調査しなければ対抗措置は取れません。予算がない理由を探り、それを理由にしないようにしたいと考えています。

予算があってもできないのか、それともやる必要がないのか。正確な原因を見極めたいと考えています。

噂話

ある方と人間関係について話し合いました。人の噂話というものは怖いもので、噂話を流布されるとそれを聞いた人が信用してしまい、その話を次々に伝えて行くことになります。聞いた人がその次の人に話をするという伝言ゲームのような展開になり、尾ひれがついて、とても面白い噂話へと発展していきます。面白くなければ噂話は広がりませんから、噂話というものは面白いものなのです。

ところが元の出典が曖昧か分からないのが噂話なので信頼性を欠いています。信頼できない情報は全国レベルの媒体や、信頼性の高い媒体などで取り上げられることはありません。所詮、噂話とはその程度のものなのです。それを調査もしないで信用することはありませんし、噂話を噂話として伝えることは無責任な行為になります。もし本当であれば問題だと思うような噂話を聞いた場合、出典を調べますし、その噂話を流している人の信頼度を調査します。出典がしっかりしているものであったり、出典元から直接話を聞けた場合の信頼度は高くなります。噂話だけではなく情報でもそのような裏付けや調査が必要で、伝えて良い情報なのかどうか判断すべきです。

自分の信頼性を維持するためにも、即座に噂話に飛びつくようなことはしたくないものです。

懇親会

夕方からは懇親会を行いました。午後6時30分から始まった懇親会は中締めを行った後、有志が懇談を続けることになり、午前1時30分頃終えることになりました。日付が変わるのは滅多にないことですから、楽しい懇親会であったことの裏付けのようなものです。

「楽しい」発言を連発してくれた参加者がいたように、明るくて楽しくて、活気のある懇談会になりました。

会場と食事を提供してくれたオーナー、参加してくれた皆さん、遅くまでお付合いをしてくれた皆さんに感謝しています。