和歌山市内にあるこばと学園を訪問し、餅つき大会に参加しました。新年をお祝いするための餅つきで、子ども達と共に来るべき新年に迎えられることを感謝しました。餅つきには地元の皆さんも多数参加していて、地域と共に共生しているこばと学園を改めて認識しました。地元の皆さんは毎週、月曜日、学園中での洗濯などのお手伝いをしていますが、餅つきに際しても、ぜんざい奉仕などをしてくれています。
午前の寒い時間帯でしたが、子ども達と共に外でお餅をいただきました。
お昼は加太において詩吟の会による忘年昼食会に参加しました。詩吟教室を主宰している先生さんが開催した忘年会ですが、その先生を励ます会として実施しました。先生は、現在、病と闘っていて詩吟の指導は辛い状況が続いています。生徒は先生が早く元気になってくれることを祈っています。
今日、先生からは「挫けそうになる自分に鞭打ってやってこられたのは、詩吟とこの教室を陰日なたになり励まし続けてくれた会員の皆様方があったからだと、毎日ベッドの中で両手を合わせています」という話を伺いました。先生にとっては詩吟とこの教室が人生の中の大切な要素になっていること、そして教室を主宰し生徒である私達との練習、そして話をすることが励みになっていることを知りました。先生からは「年末のお忙しいい中、よく来てくれました」と声を掛けていただき、そして「片桐さん親睦会は楽しいので、次回も開催する時は参加したいと思っています。声を掛けてください」と話をしてくれました。先生が病から早く回復して、来年も私の親睦会に参加してもらえることを楽しみにしています。
さて昼食会は詩吟の他、バイオリンの演奏、マジックなどの披露で楽しく盛り上がりました。先生の回復と共に教室の発展を祈っています。
詩吟の会の後、懇親会に参加しました。今年3月、和歌山県教育委員会から派遣されたオマーンから帰国したN先生を初めとする皆さんとの懇親会です。オマーンやサウジアラビアなどのイスラム国の戒律やしきたりなどを聞かせてもらいました。文化が違うと生活様式や個人の行動などが違っています。
オマーンでは法律によって社会行動がなされていますが、サウジアラビアではイスラム教の教えと刑法が同じように存在していて、刑法ではなくイスラムの考え方によって人が裁かれることもあるようです。ですから法律とイスラムの教えに基づいた行動が求められています。イスラム教の戒律は厳しいように感じていますが、いくつかの事例を紹介してもらうと、やはり厳しい戒律であることを実感しました。日本人は現代の自由主義の恩恵を受けて生活することができます。この法の支配による国家体制の恵みに感謝したくなりました。
和歌山県のスポーツ医学を担ってくれている病院の親睦会に出席させてもらいました。200人を超える皆さんが参加した賑やかな会となりました。医師や看護士を初めとする病院に勤務している皆さんと、来賓としてお招きをいいただいた皆さんと共に楽しい時間を過ごさせてもらいました。
スポーツ医学は現代社会には欠かせない存在で、特に平成27年度に国体を控えている和歌山県にとって最も必要なものです。スポーツはかつての根性論から科学に基づいた練習方法へと変化しています。その効果的な練習の指導方法や怪我をした時の回復に向けての指導をしてくれるのがスポーツ医学です。和歌山県においてその草分けとも言える存在で、今の頂点に立っている病院が反映していることは、私達にとって心強い限りです。
これからもスポーツ医学を核とした医療に貢献してくれることを心から期待しています。
外国語の普及拡大に務めてくれているNPO法人AIELの懇親会に参加しました。和歌山県の外国語活動を全国でトップレベルまで引き上げたいと熱心に取り組みを続けてくれている皆さんです。熱意と企画力、そして行動力は群を抜いていて、子ども達に指導してくれています。外国語教育と和歌山県の地域資源を外国人に知ってもらう取り組みなどについて話し合いました。熱い思いを抱いてくれている皆さんがいる限り、和歌山県の外国語活動は安心できます。