活動報告・レポート
2013年12月13日(金)
一般質問四日目
一般質問四日目

一般質問最終日を終えました。この四日間、議場では熱い議論が交わされました。その中の一人として参加できたことに感謝しています。

そして本会議に引き続いて、東南海・南海地震等対策特別委員会が開催されました。危機管理監から最近の情勢報告を説明してもらいました。

まず、国では「南海トラフ地震に係る地震防災対策の推進に関する特別措置法」が成立しました。津波避難対策を特別に強化すべき地域を特別強化地域として、その地域での避難路の整備や避難階段の整備などに対して財政面での特例措置を行う恒久的な制度が創設されることになりました。和歌山県のこれまでの対策に併せて、手厚い支援ができることを目指します。

また11月4日の津波防災講演会、11月30日の津波災害対策実践訓練についての報告も受けました。そして11月18日に和歌山県と県内全てのコミュニティエフエムと災害時における放送要請に関する協定を締結したことの報告もありました。情報伝達の複線化を図り、あらゆる方法で県民の皆さんに情報を発信できるように仕掛けています。

この報告を受けた後に私からも意見を述べました。

  1. ラジオへの情報提供について。

    11月30日の津波災害対策実践訓練に参加させてもらいました。その時、企画部長から、県内の携帯電話メールや電話の発信ができなくなるという情報が入りました。そうなる事態は十分予測できます。そこで問題があります。今回、コミュニティエフエムと災害時における放送要請に関する協定を締結していますが、メールも電話もつながらない状態で、如何にして放送局に情報を伝えるのでしょうか。非常時に情報伝達をすることは容易ではありません。衛生携帯電話を設置すること、市町村との連携を強化することなど検討が必要だと思います。

  2. 津波災害対策実践訓練について。

    初めて災害対策本部内に参加させてもらいました。シナリオのない訓練は緊張感と迫力がありました。知事以下、真剣に訓練している様子に接し力強く感じましたし、従来の劇場型ではない実践型の津波災害対策の訓練は有効であると思いました。

    和歌山市や企業、そして自治会が実施している防災訓練にも参加した経験がありますが、今回の県の災害対策本部はより緊張感があり、シナリオにないことを部内で検討して報告することや実践することを目指した動きがあり、頼もしく感じました。

    今後訓練を継続して災害発生時は県民の皆さんの命を守るための行動につなげて欲しいと思います。

    その上に立っての質問です。今回の訓練は和歌山市と御坊市でした。津波被害が大きいとされる地域は紀伊半島の南ですから、想定場所として部を想定した訓練も実施すべだと思います。被害想定場所を変えると訓練内容は違ってきます。紀伊半島南部を想定すると津波到来時間が短いので、本部としてそれに対応する動きはより迅速性が求められます。

    最短で津波が到来する場所を想定した訓練を、次年度以降、検討して欲しいと思います。

  3. 本会議でも白浜空港の跡地を防災拠点として利用すべきという意見が出されています。高台に位置するこの用地は、非常時には防災拠点として活用できるものです。地元との協議も必要ですが、防災拠点としての活用の検討が必要だと思います。

以上の意見を述べました。

応援する会パーティー
応援する会パーティー

午後7時から9時30分まで、片桐章浩を応援する会によるパーティーを開催しました。会場には手作りのものがたくさんあり、また華やかで楽しい雰囲気はクリスマスのようになりました。お弁当は応援する会の皆さんが作ってくれました。机の上の飾りも皆さんが作ってくれました。パーティーのプログラムやお弁当の表紙も、応援する会が作ってくれました。準備してくれた皆さん、企画してくれた皆さん、参加してくれた皆さん、出演してくれた皆さんに感謝しています。

冒頭、挨拶をさせていただきました。

応援する会パーティー

こんばんは。本日、寒い中、お越しいただいた皆さんに感謝申し上げます。ありがとうございます。最初に、机の上の飾りを見て欲しいと思います。これを見た瞬間、本当に感動しました。全て手作りだからです。素材を集めるのに、作成するのに、どれだけ時間を要したことでしょう。感謝申し上げます。そして司会をしてくれているのが同級生です。今日は緊張していますが、普段は冗談を言って笑っている間柄です。間もなく楽しい話が飛び出すと思います。そして今回も素敵な会場を貸してくれたOさん、そして応援する会の会長、そして参加してくれた皆さんに心より感謝申し上げます。

さて今日は演奏会、抽選会、そして楽しい芸もあり、一緒に楽しめる企画となっています。その前に折角の機会なので議会開会中でもありますから、少し議会に触れさせてもらいます。私の出番は今週11日でした。この地域に関係する課題を取り上げました。この中に貴志川線を利用している方もいると思います。貴志川線を廃線するか存続するか議論されたのは平成17年のことです。最近のことのように思いますが、もうあれから年月が経過しています。

現在問題になっているのが平成28年以降の存続についてのことです。貴志川線は経営努力をしてくれていて、たま駅長やいちご電車などの企画で地域に欠かせない存在になっているのですが、実は赤字なのです。乗車客は年間約217万人もありますが、年間、約7千万円の赤字経営となっています。この赤字をどうしているのかというと、和歌山市と紀の川市で分足しているのです。補助制度に基づいて赤字分を補填しているので存続できている状態だといえます。

そしてこの補助制度は10年間の期限付きですから、期限の切れる平成28年度以降の取り扱いが大事になっています。ですが現在はまだ協議が開始されていません。今回議会で取り上げたのは存続に向かう必要があることを提言したものです。貴志川線を年間250万人のお客さんが利用すれば収支は大丈夫となります。沿線の皆さんが今の利用に加えて一人4回乗車すれば年間利用者は250万人となり、補助金は必要なくなります。本来はそうすべきですが、利用者が簡単に伸びるものではありません。

そこで利用者を増やすことと支援制度を継続することが大切になります。和歌山県として支援制度を継続すること、併せて、和歌山市と紀の川市と連携して支援制度を続けることを求めました。年間約217万人か利用している大切な路線ですが、なくなると大変なことになります。約217万人という利用があるということは存在理由になります。

現在のところ、和歌山市と紀の川市の意向が分からないこと、利用者の皆さんから意見を聞くことが必要なため存続が決定しているものではありませんが、存続の方向付けをしたいと考えて提言しました。課題を整理しながら存続させる方向に向かわせたいと考えています。皆さんの協力をお願いします。

そしてこの応援する会でのミニ集会は毎月1回実施していることから、二年間でもう25回を数えています。参加者は300人を超えていることにも感謝しています。毎回、県政の課題をひとつ取り上げ、説明させてもらっていますが、いつも明るくて笑顔の絶えない報告会になっています。また清掃活動やパーティーも定期的に行っていますし、報告会も毎月開催しているので、これからも参加してもらえると県政が身近に感じられると思いますので、よろしくお願いいたします。

今日のパーティーは盛り沢山の内容になっています。最後まで楽しめると確信していますので一緒に楽しみましょう。本日はありがとうございます。

応援する会パーティー

挨拶の後、パーティーは始まりました。手作り感の溢れる会場と、楽しい大道芸、そして抽選会と素晴らしい演奏会で会場は華やかで楽しい空間になりました。こんな作りですが本格的で、そしてとても楽しい空間を作れる後援会は他にないと思います。一緒にいて感動していました。主宰者とスタッフの皆さんは、朝からの準備で疲れていたことと思いますが、熱心に成功させてくれたこと本当に感謝しています。

パーティーでクリスマスから新年に向かって走り出しました。