本日午後1時から本会議にて一般質問に立たせていただきました。皆さんの応援のお蔭で無事終わることができました。傍聴に来ていただいた皆さん、そしてテレビを観てくれた皆さん、そして感想を聞かせてもらった皆さんを初め全ての皆さんに感謝しています。
本日質問の項目は次の通りです。質疑全体については後日、アップすることにします。
- 和歌山電鐵貴志川線について
- (1)これまでの貴志川線の地元への貢献や経済効果などの評価について【知事】
- 和歌山電鐵に対する10年間の支援の期限が近づいてきましたが、これまでの貴志川線の地元への貢献や経済効果などの評価を総合的にお聞かせ下さい。
- (2)和歌山電鐵に対する経過措置満了後の取り扱いについて【企画部長】
- 和歌山電鐵に対する経過措置満了後の取り扱いについての考えをお聞かせ下さい。また事業存続の方向性について、検討されているのでしょうか。
- 貴志川線と加太線の直結等について
- (1)相互乗り入れに関して和歌山市や鉄道事業者との検討状況について【企画部長】
- その後、相互乗り入れに関して和歌山市、鉄道事業者と協議したことはありますか。
これらの鉄道各社から示された問題は解決され前向きに進んでいるのでしょうか。
貴志川線と加太線を結ぶ線路を所有しているのはJRですから、鍵を握っているのはJRです。JRとの折衝実績、そしてJRから、この直結に関しての意見や考え方などは示されていますか。 - (2)鉄道事業者が行う線路の設備改良への支援策について【企画部長】
- 設備改良ですが、鉄道事業者が線路の改良の意思を示した場合、例えば、国の地方鉄道事業者への支援策として、地域公共交通確保維持改善事業などがありますが、この補助制度が活用できないものでしょうか。
- (3)和歌山デスティネーションキャンペーンを契機とした鉄道各社と連携した誘客への取り組みについて【商工観光労働部長】
- 和歌山デスティネーションキャンペーンを契機として、特別列車として天空を走らせる企画は検討できないものでしょうか。現在、難波から橋本市を経由して極楽橋から高野山に向かうお客さんは、そのまま難波に帰っていると思います。
しかし高野山から和歌山駅に天空を走らせるなら、これらのお客さんを和歌山市の観光に持ってくることが可能となります。もし実現できたら、和歌山デスティネーションキャンペーンの目玉企画となりますし、その後も定期的に走らせることで和歌山市への誘客につながると思います。和歌山県が主導して鉄道各社との連携を図って欲しいと思います。
- JRの利便性の向上について
- (1)阪和線の停車駅の在り方と紀州路快速の利便性向上について【企画部長】
- 大阪市内までの鉄道による移動時間が短縮されるよう、ダイヤ改正に合わせたタイミングで、阪和線の停車駅のあり方を検討して欲しいと思いますが、県当局の考え方をお聞かせ下さい。 併せて、紀州路快速の利便性向上や、海南駅から運行し途中駅からの利便性向上につなげて欲しいと思います。
- (2)和歌山駅・和歌山市駅間の利便性向上について【企画部長】
- せっかく高架にしたこの区間なのに利便性が乏しいように思います。運行の利便性が乏しいままである現状は適切な状態だといえるかなと思います。和歌山駅と和歌山市駅を結ぶこの区間の利便性向上のために、この区間の運行本数の増便を図って欲しいと思います。
- JR和歌山駅を中心としたと都市再生について(都市政策課)
- (1)都市再生に向けた定住人口の増加や賑わい空間創出への取り組みとJR和歌山駅を中心とした活性化に向けた取り組みについて【県土整備部長】
- 和歌山市が検討していた中心市街地の都市再生について。JR和歌山駅前は和歌山県としての玄関口でもありますから、賑わいの創出は絶対に必要な取り組みです。これから都市再生に向けた中心市街地に必要な定住人口の増加と、交流できるスペースとなる賑わい空間の創出の両方を求めて欲しいところですが、この点についての考えは如何でしょうか。
またJR和歌山駅を中心とした活性化に向けての取り組みについての考えを含めて質問します。
- 和歌山県が取り組むエネルギー政策について(産業技術政策課)
- (1)これまで取り組んできたエネルギー政策の評価とこれからのエネルギー創出の進め方について【商工観光労働部長】
- 和歌山県がこれまで取り組んできたエネルギー政策の評価と、これからのエネルギー創出の進め方について質問します。
- (2)地中熱の普及促進と県内市町村の動向について【商工観光労働部長】
- 和歌山県として再生可能エネルギーの促進に力を入れていますが、その中で地中熱の普及促進について考えることはありますか。市町村の動きは如何でしょうか。
地中熱の利用は和歌山県で事業化させることは可能と思いますから、平成26年度の本事業について積極的に呼び掛けをしては如何でしょうか。
議会終了後、お茶を一服いただきました。「議会、お疲れでしょう。一服点てますからお越しください」と昨日からお声掛けをいただき、久し振りにお茶を頂戴しました。お茶は師匠と向き合う、一期一会の精神の場です。お茶室にいると、存在するのはただこの時だけ。その他にないことを悟らせてくれます。
私が到着した時には、お茶は勿論のこと、暖房など全ての段取りを整えてくれていて、待ってくれていました。誰かの待ち人でいられることは嬉しいことです。
ところでお茶室に入る時は左右どちらの足から入るのかという問い掛けと、畳の敷居を足で踏んではいけないという作法があります。それには由来があります。
礼儀作法を基本とする作動ですが、しきたりは実に実践的なところから来ています。茶道は戦国時代に栄え現代に至っている道です。戦国時代は油断すれば命を落とすことになります。茶室といえども敵が潜んでいるかね知れません。お茶室に左足から入るのは、敵が侵入していた場合の時を予想し、襲い掛かってきても避けられるように左半身の構えになるように左足から踏み入れるそうです。
また畳の敷居を踏んではいけないのは、お茶室のしたに敵が潜んでいる場合、敷居の隙間からは刀や槍を突き刺すことができるからです。畳は突き刺すことはではきませんから安心できるのです。そんな理由が作動のしきたりとなり、平和な現代でもそれが文化として残っています。伝統文化は実に奥深いものです。
そんな日本文化の中に身を置く環境でお茶をいただきました。会話と共に心地良い緊張と安らぎ感のあるお茶の時間を過ごしました。一般質問の後の世間の緊張を解ける時間でした。
和歌山ゴールドライオンズクラブ理事会に出席しました。議題は11月の活動報告になどが中心で、新年の広告や協賛について議決していきました。次の例会は新年となる1月なので、その例会の内容についても少し話し合いました。今回が平成25年最後の理事会となります。一年が過ぎるのは本当に早いものです。