活動報告・レポート
2013年12月3日(火)
議会開会
議会開会
議会開会

平成25年12月県議会定例会が開会しました。一年最後の定例会となります。開会日は知事から議案の提案理由の説明を受け、来週の一般質問から議論を始めることになります。

そして私の一般質問12月11日の午後1時からと決りました。通告はこれからとなりますが、公共交通のあり方や新エネルギーの取り組みなどを中心に質疑を交わす予定です。

さて議会開会前に「県民みんなで国体を盛り上げよう」と題した議場演奏会が開催されました。これは紀の国わかやま国体と紀の国わかやま大会を議会として応援することを目的にしたものです。このように和歌山県議会の議場で演奏会を実施するのは初めてのことだそうです。結果、当初予想していた以上に素晴らしい演奏会でした。議場という舞台が重みと格式を感じさせ、歌い上げるコーラスの声は議場に響き、厳粛な中にも歓喜のある演奏会となりました。

個人的感想ですが、コーラスの皆さん表情を見ていると、大きな舞台で演奏することと同じくらいの緊張感と誇りを感じてくれているように思います。議場と独特の張り詰めた空気が緊張を高め、昂ぶる感覚を共有してくれたように感じます。特に印象的だったのは指揮者の感情が近くで感じられたことです。喜びと心の高まり、そして緊張が伝わってきました。コーラスを受け持ってくれた貴志川コーラスと男声合唱団ほえーるの皆さんは、きっと今日の日のために練習を続けてくれたに違いありません。議場で歌える機会は、これからも数あることではありません。皆さんの歌声と態度を見ていると、大きな国際大会の演奏会に出演したような感じがありました。国を背負うのと同じように和歌山県を背負うことの重みと誇り、そして緊張を感じました。

議会開会

議会に送り出してもらっていることは、これと同じような重みと誇り、そして緊張があるものです。コーラスを通じて議員としての責務を改めて感じていました。その曲目は和歌山県民歌、紀の国わかやま国体イメージソングの「明日へと」の二曲です。歌い上げてくれた県民歌の歌詞は素晴らしく、和歌山県を誇りに思えるものでした。そして「明日へと」は夢に向かうことが素晴らしいことであって、その結果が素晴らしいものではないことを伝えてくれました。夢を持ち挑戦する過程が素晴らしいことを感じさせてくれました。

歌詞にあるように自分が関っていることに関して、「飛びこめるか見逃すかは、君の気持ち次第」なのです。飛び込む勇気は明日を引き寄せてくれますし、見逃してしまうとその次の機会を待つことになります。どちらの選択をしても自由ですし、決めるのは自分の意思です。今の自分の選択をどう思い、どう明日につなげていくのか。自分の意思と行動かが試されているような気がしました。

もうひとつ忘れられないのは国家「君が代」の独唱でした。元宝塚劇団の天翔りいらさんの国歌独唱は震えるような気持ちにさせてくれました。議場で聴く国歌はやはり重みがあり格式がありました。そして感情を奮い立たせてくれる力がありました。国歌を独唱できる歌唱力は聴く人を感動させます。議場で聴く国歌独唱がこんな気持ちになるとは思いませんでした。きっと国際大会で聴く国歌も今日と同じように選手達に国を背負う誇りを感じさせ、奮い立たせているに違いありません。

この議会開会の一日は心に残る議会となります。開会式の厳かな演奏会に続いて、来週からは熱い議論が展開されることになります。国際大会と同じような国家と和歌山県の誇りを感じながら、来週、本会議に立たせてもらいます。

その後、平成26年度新政策と予算編成方針について説明を受けました。来るべき新年度は、安全と安心の政策と未来への投資の政策の二本柱で進めることになります。予算編成過程に議会の意思を受け取ってもらうために何点かの要望を行いました。大災害に備えたコミュニティエフエムへの情報提供のあり方や支援について。先日和歌山県は県内4つのコミュニティエフエムと防災協定を交わしていますが、これによって県内の約65パーセントをカバーできるようになります。大災害発生時は県がコミュニティエフエムに情報を提供することで、避難行動や適切な行動を促すことにつながります。災害応援対策として地元コミュニティエフエムとの連携を図って欲しいと要望しました。

続いてがんの早期発見のために効果のある定期健康診断を実施すること、その受診環境を整えることと、将来的ながんセンターの設置も視野に入れることも要望しました。

また新エネルギーとして海流実証実験プロジェクトと共に、地中熱利用の発電方式への取り組みについて要望しました。和歌山県では未実施ですが、他府県では採用が始まっています。

そして魅力ある地域づくりとして、まちづくりを促進するために県が主導的に土地利用案を作成し市町村の都市計計画を支援することに対して、市町村の都市計画があると思うので、高いところから指導するのではなくて連携して進めることを提案しました。

以上が平成26年度新政策に対する要望です。

打ち合わせ

明日の懇親会の司会をお願いしている宇和千夏さんと、実施内容の打ち合わせを行いました。司会と共に歌手活動をしていることから歌も依頼しています。開式から挨拶、歌の曲目、そしてイベントなどの打ち合わせを行い明日に備えています。時間を割いていただき打ち合わせと思いを共有させていただきました。

その他
  • 新エネルギー事業に関しての融資について協議しました。新エネルギーに関して和歌山県では支援制度がありますが、金融機関が能動的に関わってくれることが必要です。新エネルギー促進のための方策について協議しました。
  • 自転車の走行方法の改正に伴い、自転車道が狭隘な道路があり走行が難しくなることについての要望があり現地を調査しました。拡幅をしなければ危険箇所になるので改善要望を行うことにしています。
  • 顔こりほぐしの施術を行ってきました。頬は柔らかくなってきていますが、目尻が硬くなっているようです。目の周辺にこりがきているということは、目を使い過ぎていることや目の疲れを意味しています。最近、仕事量が多くなっているので、リラックスの必要性を感じています。
  • 入札に関する協議を行いました。入札結果は全て公開しているところですが、インターネットでの閲覧に関しての話を交わしました。入札結果の情報公開の速さや範囲について話し合いました。