活動報告・レポート
2013年12月2日(月)
研修会二日目
研修会二日目
研修会二日目

研修会二日目です。昨日から宿泊したのは小浜市でした。この小浜市は、かつてアメリカ大統領のオバマ大統領が誕生した時に、同じ名前なので盛り上がったという報道があったと思います。宿泊したホテルは小浜市とオバマ大統領を印象付ける展示物が設置されています。出発前にロビーに設置されているオバマ大統領の等身大の写真を拝見しました。長身、細身ですが力強いイメージを感じます。地域興しに、小浜市からのアプローチだと思いますがオバマ大統領との関係を強調していることは印象的でした。

さて飲食関係者の皆さんは当然のことですが食事について知識があるため、一緒にいることで学べることがあります。食材や仕入れ、おもてなしの姿勢などについて学ぶことができました。飲食はお客さんと接点のある仕事ですから、知識としていただいたおもてなしの心や姿勢について参考にさせていただきます。

二日間の研修を通じて違う業界で仕事をしている皆さんとの交流が図れ、また知識に触れさせていただくことができました。一日数時間の研修機会も役に立ちますが、一泊する時間を確保して研修と交流機会を得ることは、もっと意味があることです。お互いの存在が近くに感じますし、これからのお付合いも楽しみになります。皆さんの業界は年末に向けて忙しさが増すと思います。健康に留意して、和歌山県の素晴らしい食を提供してもらうことを期待しています。二日間の研修に同行できたことに感謝しています。

人を育てる

今回の研修の交流の中で人を育てることについて学ぶことがありました。人を育てることについての意見です。人を育てることは後継者を育成するのと同時に、修行している若い人たちがやがて独立して業界を支えてくれることを期待しているからです。自分のお店は大事ですが、自分のところだけを発展させることを念頭においていません。自分が若い頃から飛び込んだ世界ですから愛着があり、自分が引退した後でも発展し続けることを望んでいます。今回参加した人の中に、自分は飲食の経営の第一線から身を引いて後進の育成に力を注いでいる人がいました。

育成は難しく、教えるだけ、厳しいだけでは育ちません。褒めることや優しさが必要となります。子どもを育てることと似ています。愛情を持って接し、褒めることから入る方が良いとされています。叱ることや従わせることを主になってしまうと、子どもの心はそれが主体となってしまいます。つまり相手との関係において、自分の意見が聞き入れなければ、相手に対して怒るなどの態度を取る場合も出てくるようです。

愛情を持って育てられた子どもは、接する人に対して愛情を持って対応することになります。

人を育てることも同じで、愛情を持って接することを基本とし、そこに厳しさを加えることが基本です。リーダーは褒めること、自らやってみること。それがなければ部下や若い人はついてきませんし育ちません。つまり信頼関係を作り上げることが最初にすべきことであり、信頼関係を築いてから指導するから効果があるのです。信頼関係にない人から指導や指摘を受けても聞こうとは思わないものですし、相手にとって苦痛な時間がそこに存在しているだけで成長に寄与しません。

修行をしている人からすると、経営者やリーダーは人として尊敬できる存在であること、この人について行こうと思えること。そんな人であるべきです。人を育てられる人はそんな人なのです。修行経験からきている話はこれらの活動において参考になるものです。

懇親会

夕方からは懇親会に参加しました。この参加した会は朝の経営者セミナーの皆さんとの交流会であり、倫理や道徳観について話を聞かせてもらいました。早起きするには辛い季節になっていますが、少しだけでも朝の会に参加するように心掛けます。