活動報告・レポート
2013年11月25日(月)
研修会打ち合わせ
研修会打ち合わせ

本年12月に実施予定の研修会の内容などの打ち合わせを行いました。飲食業の皆さんとの研修会を実施するのですが、年内の研修会はこれが最後になります。年末は飲食業の皆さんのところに一番お客さんが来てくれる季節です。今年の年末の予約は例年よりも多いと聞いているように、景気回復の瞬間風速が吹いているようです。そんな限られた時間の合間に研修機会を設けてくれることは嬉しいことですし、今の仕事と共に将来に向けての知識を得る取り組みをしようとしている姿勢に敬意を表します。

折角の機会なので、実りある研修会にしたいと考えています。ところで打ち合わせの最中は暴風と暴雨で大変な状況でした。外は傘もさせない状態となり、台風のような感じがありました。

地中熱利用

国が再生可能エネルギーの取り組みとして地中熱利用促進を始めています。和歌山県内でも環境に貢献できる事業として採用を検討している自治体があります。自治体と共に民間事業者も支援を受けられることから、関心を持つ事業者からのも問い合わせがあります。

国の制度設計と事業者の動きで、官民ともエネルギーへの関心が更に高まっていることが分かります。平成26年度、和歌山県としての官民による地中熱利用の取り組みに注目しています。

クリスマス会

いつも訪問させてもらっている施設のクリスマス会について確認を行い、今年の支援について相談しました。年末は施設の子ども達が楽しみに待ってくれているため、今年のメニューは何にしようか検討しているところです。

金融機関

景気回復に向けたアベノミクスの取り組みの中でも、和歌山県内の事業者支援のための金融支援を求めていますが、現実は貸し出しのための審査は厳しいので事業者の事業計画通りの融資は受けられないことがあります。売り上げや資産以外に業種によって貸付条件が違うこともあり、なかなか簡単には進みません。中小事業者の一番の望みは金融支援ですから、事業計画に対する理解をしてもらいたいと思います。平成25年12月県議会定例会において中小企業を支援するための条例案が提出される予定ですが、ここでも和歌山県の施策に応じて金融機関の支援を求める条項が入っています。条例の主旨に基づいて、金融機関の理解と協力を求めたいと考えています。

経営者との懇談

経済情勢について話し合いました.東京のマンションなどの価格は上昇していますが、一等地に限定されていることから、大きな経済的な広がり感は感じないようです。ただ一等地にある物件は市場に出回らないことから入手困難に状態が続いています。これから東京オリンピックにかけて東京の地価は上昇すると思われます。その経済的な動きが、関西や地方都市まで及ぶことを期待しています。

但し、事業は拡大しすぎると失敗する危険性が高まるということです。必要以上に会社を大きくすると、現状を維持することが難しくなる傾向にあります。でも会社を大きく発展させるために経営者として必要な要素があります。それは経営者としての勘やセンスがあること。人の意見を聞く姿勢を持っていること。そして良い話に飛びつかないことです。

多くの経営者は最初のふたつの資質は持ち合わせていることが多いのですが、みっつ目の資質を持っていない人が多いそうです。良い話には飛びつかないことは分かっているのですが、周囲から多くの良い話を聞かされると、どうしても信用したくなります。良い話に関しての目利きが必要となります。

世の中には、それほど上手い話はないということです。