活動報告・レポート
2013年11月23日(土)
ナト・ベ・ネイチャー
ナトベネイチャー

ナト・ベ・ネイチャーに参加しました。ナトとは古代の現在の和歌山市名草地域の女王名草戸畔からネーミングしたもので、強い女性としての生き方を目指した活動をしたいという願いが込められています。ネイチャーは和歌山市安原地域の恵まれた自然環境の中から五感を高めていくことを目指しています。

女性が五感を高めて活動できる支援活動をすめることを目的として発足した会合です。本日が初回で「五感、目覚めよ、信じよ、自分の力」と題した会合が行われました。趣旨の説明に引き続いて、香りで自分を知るアロママッサージワークを行いました。アロマセラピストの野口さんが講義してくれたものです。最初に会場の雰囲気を和らげるために、笑顔健康法について説明してくれました。笑顔で両手を合わせて拍手をすること。それだけですが、笑顔と拍手は人を元気させてくれる最高の武器だと思います。笑顔を作ることで固い表情が柔らかくなり、拍手をすることで硬い雰囲気が和らぎます。

笑顔健康法は笑顔で拍手をするだけです。それだけで効果がありますから、皆さんも試して下さい。

引き続いてアロマオイルでハンドマッサージの体験をしました。触れることも五感のひとつですから、日頃感じない触覚感を体験することができました。一般的に、見ることが情報の80パーセント占めていて、残りの20パーセントが四つの感覚となっていますが、その中でも触感は余り使っていない能力だと思います。しかし触れることは健康的であり刺激的です。人と触れ合うと分かり合えることからも触感を活用することを実践したいと感じました。

続いて地域間で採れた素材を活用した食を楽しむ企画がありました。吉原地域で取れた新鮮な食材で作った食事を披露してもらいました。おいしいものは自然の中にあり、地域にある。遠くに行かなくても自然と新鮮さがあればおいしい食事になる、そのことが分かります。

最後は聴くことです。音楽で癒されることを目的としてデュオを組んで活動している「天の羊」が聴かせてくれました。オリジナル曲で構成された演奏でしたが、ジャンルは自由流、癒しというよりも気分良くさせてくれる音楽でした。温泉に浸かっているような、マッサージを受けているような五感がありました。もう少し言うと、自然の音に近い歌声だと感じました。

途中、拍手健康法を取り入れて、みんなが笑顔で拍手をする曲を取り入れてくれました。やはりライブには笑顔と拍手が似合います。賢い顔をしている大人が子供のような笑顔になれる。それだけでストレスから開放されます。その時だけ開放されるとしても、それが良いのです。開放され瞬間において明日訪れるかもしれない嫌なことを思い出してはいけません。この瞬間を楽しむことが、心が開放されることなのです。

昨日のことや明日のことは考えなくても良いので、この瞬間を楽しむことが大事なことなのです。生きているとは瞬間、瞬間をつなぎ合わせていくことだからです。この瞬間が幸せでなければ、つなぎ合わせた人生も幸せではなくなります。

ところで天の羊のボーカルの方とは、実に12年振りのことでした。長い時間が経過していますが、「音楽で癒す」コーナーを終えた後、話をしたところ、その間も音楽活動を続けていることを知りました。そしてとてもオリジナルな歌い方を習得されています。「天の羊」としての活動は継続していくとお聞きしました。次回は13年後とならないようにしたいと思います。

和歌山市で発足したナト・ベ・ネイチャーのこれからの活動に期待しています。