小学生の生徒と一緒に社会見学会を行いました。行き先は和歌山県御坊市にある日高港新エネルギーパークでした。生憎の雨天でしたが、御坊市に到着する頃には曇り空、晴れ間も見えるようになっていました。発電していなかった太陽光発電が発電し始めるなど、エネルギーの学習にはとても良い機会となりました。この新エネルギーパークでは新しい発電方式について学ぶことができます。まだ実用化になっていない発電方式を知る機会となりますから、一度は訪れて欲しいところです。今日は小学生の社会見学が多くあり、地域に欠かせない存在であることが分かりました。
そして再生可能エネルギーを学べる場所としての役割を果していて、和歌山県が全国に誇れる施設として発信したいと思いました。隣接する御坊火力発電所と併せて、和歌山県として学べる機会と場所を提供したいものです。
今の子ども達の知識レベルは私達の小学生の頃と比較して高いと思います。それは関心を向けた情報は容易に入手できることや、学校で学ぶことが増えていることから来ていると思います。雨天にもかかわらず社会見学に参加してくれた生徒、先生に感謝しています。
今ある仕事を続けて依頼してもらうために必要なことは、日常のつきあいと相手が求めていることに応えられる体制を取っているかどうかに掛かっていると感じます。現代社会で必要なものを求めるなら、大抵の情報を得ることは可能です。しかし単発的に情報を把握できたとしても継続しなければ打ち上げ花火になってしまいます。ビジネスは夏の日の思い出になってはならないので日常の姿勢が大事なのです。
継続できているのは、信頼を得ているからそれが可能となっているのです。ビジネスの基本はお互いの信頼関係にあることは言うまでもありません。信頼感があるので任せられるのです。不信感はビジネスに発展しませんから、信頼感を保てる関係でいることがビジネスにつながります。その人にとって大切な信頼関係は日常の姿勢によって築かれています。毎日の仕事と人を大切にしている企業や人のところに信頼は集まります。それが最高の財産なのです。
大企業には関係のないことですが、中小企業が信頼を得て仕事をするために必要なことがあります。それは当たり前のことが当たり前に出来ているということです。例えば、事務所の電話の応対が丁寧にできていること。何時でも電話応対ができていること。地元の評判が良いことなどです。信頼があると仕事につながりますが、信頼がなければ今以上の仕事になることはありません。
数字や長期計画は大事ですが信頼関係に勝るものはありません。その信頼関係とは「あの人が言うのであれば仕方ない」と思ってもらえる関係のことを言います。最初、企業の信頼が個人の信頼になりますが、その後、個人の信頼が企業の信頼に発展していくのです。
信頼から仕事に入れるとスムーズに進展することがありますが、不信から仕事に入るとり口から頓挫してしまいます。人との信頼関係は、それほど重要なものなのです。
- 再生可能エネルギーに関しての打ち合わせを行いました。具体的な和歌山県内の取り組みと、これからの取り組みに関して現状を聞かせてもらいました。エネルギーは成長産業だと思っていますから、和歌山県での取り組みを加速させたいものです。
- 日常で、できていないことが咄嗟の場合にできることはありません。そんな時に備えて県議会として対応することが大切だと聞かせてもらいました。
- 夕方からの懇親会では、私たちに共通している既存の考え方を取り除くことを目的として議論を交わしました。和歌山県の人口や経済規模は、かつて日本国の中の10パーセントと聞かされていました。ところが最近では人口や経済規模は6パーセント程度に落ち込んでいます。和歌山県の相対的価値が低下しているので、企業誘致や人口増加のための対策について話し合いました。