活動報告・レポート
2013年11月11日(月)
アースデー協議会
アースデー協議会

ライオンズクラブの環境保全委員が集まり、第1回アースデー協議会を開催しました。本年度は和歌山ゴールドライオンズクラブが幹事を担当していることから、司会進行を行いました。

アースデーとはライオンズクラブが地球環境保全のための行動と地球環境問題への啓発を目的として毎年4月に植樹を行っているものです。昨年度までは和歌山市が所有している直川用地に桜とつつじを植樹していましたが、その場所が桜でいっぱいになり新たに植樹する場所がなくなったため、新しい場所を探していました。ライオンズクラブが地球環境問題への取り組みとして植樹をするのですから、探す上で実施するための条件を課しました。ひとつ、単年度限りではなく継続的な植樹が可能なこと。ふたつ、地元や行政からの協力を得られること。みっつ、ライオンズクラブはたくさんの活動を日常的に実施していることから維持管理に掛ける時間を確保することが簡単ではないため、維持管理体制が整っていること。などを条件として場所を選定しました。

その結果、和歌山市内の水軒浜に松の木を植樹することが好ましいと考えました。と言うのは、水軒浜はかつての景勝地であり、その当時松の木が立ち並んでいて素晴らしい景観を形成していました。しかし時代の変遷と共に松の木は少なくなり、この浜は管理されていませんでした。そこで数年前から地元の皆さんがかつての水軒浜の景観を取り戻し、次の世代にきれいな水軒浜を伝えようと植樹を行っています。その結果、既に2千本の松の木が植えられています。

しかし景観の再生のためにはまだまだ植樹をしていく必要があり、そのお手伝いをライオンズクラブで実施したいと考えました。地元、県との協議を経て本年のライオンズクラブのアースデーの取り組みとして、水軒浜に松の木を植樹することを検討し、本日の協議会に計りました。

そして8ライオンズクラブ各委員の賛同を得ることができたので、本年度のアースデーの取り組みとして水軒浜に松の木を植樹することに決定しました。実施日時は平成26年4月12日。植樹内容は各クラブ松の木12本を植樹することとし、8クラブなので96本を植えること。予算は会員一人当たり2千円負担として予算案を立てること。

以上のように決定しました。アースデー協議会の内容を会長幹事会、各クラブ理事会で諮っていただき、最終的にガバナー諮問委員会で決議されて正式決定となります。ライオンズクラブのアクティビティの中でも重要度の高い活動がアースデーの取り組みです。本年度は96本の松の木を植えることで、水軒浜の景観保持と次世代につなげたいと考えています。そして次年度以降のことは次年度以降の環境保全委員会で決定することになりますが、可能であれば5年、10年と引き続いてこの場所に植樹を継続することによって、地元、和歌山県、そしてライオンズクラブで水軒浜の緑を育てて生きたいと考えています。

本年度の環境保全委員会として、次の年度以降に向けた道筋をつけられるとしたら嬉しいことです。

その他
  • 飲食関係者によるエネルギー問題研修会の日程について協議しました。約40人が参加してくれることになり、集合場所と集合時間などを話し合いました。県内各地から参加してくれるため調整しています。
  • 小学生に対する防災対策としての防災頭巾の必要性について話し合いました。ヘルメットの役割を果してくれる防災頭巾を配置して学校内での安全性を高めることも課題のひとつだと協議しました。引き続き取り組みを行います。
  • 夕方からはふたつの懇親会に参加しました。皆さんとの交流機会をいただいたことに感謝しています。
  • ブルネイから和歌山県に来てくれる学生の受け入れについて協議を行いました。社会見学を始めとする県内企業などの研修計画を立てています。皆さんの協力を得て行程を作っています。