和歌山市恒例の一万人大清掃が実施されました。小雨の降る中、宮街道沿いのゴミを拾いながら歩きました。ゴミの中で一番多いのは今年もタバコの吸殻です。特定の場所に捨てられているので、待ち合わせに適している場所か、タバコを捨てやすい場所というのがあるのかも知れません。タバコの吸殻に続いて空き缶が多く捨てられていました。
捨てるのは簡単ですが、それらのゴミを拾うのは大変です。ゴミは屈みこんで拾うので体制が窮屈になりますし、量が多いため一人で拾うことは困難です。だから大勢が集まって一斉に清掃しているのですが、ゴミを捨てる人にこそ参加して欲しいと思います。捨てる人と拾う人は全く別の人だと思いますからそこが問題です。
他人に迷惑を掛けても平気な人と、人のお世話をする人。社会に奉仕をする人と社会は自分のためにあると勘違いしている人。できるなら人のお世話をする人であり、社会に奉仕する人でありたいものです。
雨の中の清掃活動でこんなことを感じました。参加された皆さん、お疲れ様でした。
津秦自治会館の竣工式典が開催されました。大川自治会長が2年半前から行動を開始して、苦労した末、ようやく自治会館が竣工しました。自治会長就任、地元説明、市役所とへの要望と協議、そして地元説明などを繰り返して今日の嬉しい日を迎えました。
自治会館は自治会員交流の場として必要だと訴え、短期間で実現した行動力と熱意には頭が下がります。会員同士の交流機会になると同時に、大災害が発生した時に自治会の人が避難できる心強い避難場所になります。地域の拠点施設が完成したことで、自治会の結束力が高まると思います。本当に嬉しい式典にお招きをいただいたこと、心から感謝しています。
式典で挨拶に立った大川会長の言葉が詰まっていました。後ほど話をすると「あれ以上挨拶をしていたら涙が出てきた」ということです。会長の挨拶に続いて挨拶に立たせてもらいました。
皆さん、おはようございます。自治会館の竣工式典、おめでとうございます。これまで関わってこられた先ほど挨拶のあった大川会長、役員の皆さん、そして自治会の皆さん、関係者の皆さんのご苦労に敬意を表します。ここに至る道は大変だったと思いますから、今日の式典を迎えられたことは素晴らしいことだと思います。
津秦自治会の取り組みは宮地区連合自治会の中でもトップレベルの活動をしていると思います。今年に限っただけでも、自治会館の地鎮祭から始まり、8月は夏祭り、9月は防災訓練、10月は研修旅行、そして11月は竣工式典を実施しています。毎月、これだけの大きな行事を開催することは大変なご苦労です。先日、竣工式典を前にした日、自治会役員の皆さんが作業をしているところをお邪魔しました。式典に備えて、できる限り手作りで皆さんをお迎えしようという気持ちで作業をしていました。
来賓の皆さんの胸につけているお花、祝賀用のクス玉、胸のバッジなど、役員の皆さんが手作りで作成していました。この式典のように皆さんと共に過ごす時以外に、見えないところで役員の皆さんが打ち合わせや作業をしてくれているのです。そこが素晴らしいところだと思います。
私はできる限り式典に参加させてもらっています。10月の研修会は日帰りのバス研修でしたが、車中での自治会活動の取り組みを聞かせてもらい、真似が出来ないほどの日常の取り組みをしていることを知りました。
そしていよいよ自治会館の完成です。防災の拠点として、自治会交流活動の拠点としての役割を果してくれるものと確信しています。今日は催しもあるようです。最後まで一緒にお祝いし、楽しみたいと思っています。本日は本当におめでとうございます。
そして竣工式典は賑やかな雰囲気で進行していきました。昭和初期には現在の和歌山電鐵貴志川線に津秦駅があったこと。津秦の地名は、津と和田を結ぶ地点であったことから津和田から津秦になったこと。津秦駅を復活させて欲しいこと。そんな紹介がありました。そして自治会役員の皆さんが作った津秦の歌の紹介。毎朝実施しているラジオ体操をみんなで実施したことも盛り上がった企画となりました。
自治会の皆さんの思いを乗せて自治会館が竣工、自治会館での事業がスタートします。素晴らしい門出に立ち会うことができたことに感謝しています。本日の竣工式典、本当におめでとうございます。