活動報告・レポート
2013年10月31日(木)
県行政報告会打ち合わせ
県行政報告会打ち合わせ
県行政報告会打ち合わせ

平成25年11月に予定されている宮地区での県行政報告会。実施に先立って宮地区連合自治会役員の皆さんが県庁を訪問し、地域での取り組みと課題について説明と意見交換を行いました。県知事からの行政報告会の機会はそれほど頻繁に実施されるものではないため、今回の開催の機会を活かしたいと考えています。そのため事前に連合自治会の活動を説明し、そこから出ている課題について意識を共有し前進させたいと考えています。

今日意見交換を図った課題は次の4項目です。

  1. 太田城址を観光地として整備し地域振興につなげたいこと。
  2. 紀の国わかやま国体開催に際して和歌山市の玄関口とも言える宮地区として盛り上げを図りたいこと。
  3. JR和歌山駅東口の活性化を図ること。
  4. 防災対策として高齢者に防災ラジオの配布などの支援を行って欲しいこと。

以上の項目です。

1の太田城址に関しては新規に立ち看板の設置を検討しています。観光振興としてはJR和歌山駅東口付近に太田城城主太田左近の像が建てられていますし、ウォークコースの設置などを行っています。そして平成27年度は太田城士430年祭の年に当たることから、地元として国体開催に合わせた盛り上げを図りたいと考えています。和歌山市との観光振興の連携を図りつつあるので和歌山県の協力と支援をお願いしました。

課題は太田城跡だと分かる明確なものが残っていないことです。観光スポットとなるような地点があれば、そこを太田城の観光の拠点として案内表示をすることが可能ですが、歴史的建築物などがないので観光振興策を考えなければならないのです。ただ太田城士400年の年は、当時の和歌山市長がこの地を訪れ盛大に記念祭を行っています。430年祭の年は和歌山県としても協力して欲しいと思います。

2.の国体の盛り上げと宮街道沿道での盛り上げを図る取り組みに関してですが、沿道のお店や会社に協力をお願いして、例えば幟やポスター他などの掲示を行うことで機運の醸成を図ることが可能です。

盛り上げ策は今からでも実施したいと考えていますが、県外からのお客さんをお迎えするために宮街道の渋滞緩和を依頼しました。粉河加太線バイパスの完成、市駅小倉線の和歌山インターチェンジの西側の地域の早期着工、和歌山南インターチェンジの早期着工も依頼しました。

3のJR和歌山駅東口の地域振興については駅の裏口とならないように、西口と同様の対策やイベントを行って欲しいと要望しました。年末の華やかなシーズンでのイルミネーション化については東口でも実施して欲しいと思いますし、そのための体制を整えたいと思います。地元地域、和歌山市と和歌山県とが連携すれば実施可能だと考えています。

4の防災対策については、宮連合自治会内の各自治会単位で防災訓練を行っています。その中での課題は高齢者の皆さんの避難対策です。共助として一緒に逃げることを目指していますが、どうしても情報伝達が遅れるので、高齢者、特に一人暮らしの世帯に防災ラジオを配置したいと考えています。行政からの補助などの支援が必要だと考えていますので新年度において対応してもらいたいと要望しました。この件に関しては和歌山市の制度設計が不可欠なので、市に対しても依頼を検討したいと思います。

その他

市内小学校でエネルギーに関する授業を行いました。小学校5年生の授業に参加したのですが、子ども達は明るく元気に聞いてくれました。