午前6時30分スタートの経営者モーニングセミナーに参加しました。朝の早起きが辛い季節になっていますが、今日は比較的スムーズに起きることができました。今日の講師は小黒世茂さんで、和歌を通じて得たものについ話をしてくれました。
和歌は1300年の歴史があります。自分の思いや感じたことを自然と掛け合わせて、31文字で表現することが大切なのです。作者は自分が感じたことを相手に伝えようとすることを前提にして和歌を作っています。和歌は、自分はこう思ったのですがあなたはどう思いますかという問い掛けです。相手の心の中に小波を起こすことが問い掛けなのです。小波が立つことによって、相手の言うことを素直に聞くことになりますし、心が温かく溶けるように感じてくれると思います。
大災害発生時など、時に言葉は無力な存在です。ところが励ましの言葉は相手の心にじわじわと効いてきます。人は感情で生きているものですから、感情によって自分も和めるのです。
和歌は歴史を知ることから始まります。優れた地域の文化を維持発展させるためにも、地元の皆さん協力は不可欠です。今日の活動がもっと広がれば良いと考えています。
今年で三回目となる、ときわコーラス発表会に行ってきました。毎年10月の発表会を目指して練習をしていることを知っていますから、私にとっても本当に嬉しい発表会です。
開催に際して挨拶の時間をいただきました。
こんにちは。今年で三回目になりますコンサートですが、今いただいたパンフレットもとても豪華になっています。三年間の成果と意欲がここに現れています。選曲の中にアニメソングが入っていることから、いつもと違うジャンルに挑戦しようとする姿勢が伺えます。
そして後半のテーマは花になっています。このテーマ花の歌をとても楽しみに来させてもらいました。それには理由があります。先日、鷺森別院岡崎支坊で秋のコンサートが開催されました。その会場にときわコーラスの皆さんが来ていたのですが、歌い手の花の歌を聴きながらイメージトレーニングをしていました。きっと今日のコンサートで歌う歌のイメージを把握しながら、自分たちで歌う花の歌のイメージを膨らませていたと思います。一週間に二度の練習も素晴らしいことですが、自分たちの歌のイメージを持ちコンサートで表現しようとする意気込みがもっと素晴らしいのです。後半に花の歌を聴かせてもらえると思いますので、皆さんと一緒に楽しみたいと思います。
もうひとつ付け加えます。岡崎地域は貴志川線存続のための規制緩和措置として、貴志川線の駅から半径500メートルを今年度末まで市街化調整区域を外していますし、和歌山南インターチェンジの計画もあります。この地域でハード整備は行っているのですが、やはり地域の底力はソフトにあります。地元の皆さんが文化活動を行うことや地域活動を盛り上げることが地域の力なのです。ハード事業と地域のソフトが重なり合って素晴らしい地域となります。岡崎地域はそんな要素を兼ね備えているので、これからの健全な発展を期待しています。
今日は最後まで一緒に楽しみたいと思っています。ときわコーラスの皆さんに、今日の日を提供してくれたことに感謝して挨拶とさせていただきます。頑張って下さい。
コンサートは期待通りの素晴らしい内容でした。みんなで歌おうというコーナーがあり、会場の皆さんと一緒に歌いました。そしてソロステージとして「きよしのズンドコ節」の踊りもあるなど、盛り上げてくれる企画がありました。参考までに、「きよしのズンドコ節」は皆さんと一緒に踊らせてもらいました。この踊りはとても楽しいものでした。
コーラスの最後の歌は「花は咲く」でした。この世に何を残せるのか、そして生きることについて考えさせられました。楽しい時間をいただいたことに感謝しています。
夕方からは懇親会に参加しました。市政の課題や和歌山市の教育に関しての話です。地域を愛する人材が揃っていないことや、誰かがやってくれると思っていることで、活動が進展していないようです。