活動報告・レポート
2013年10月19日(土)
祝賀会
インドの話

今月インドに視察に行かれた方と懇談する時間をいただきしまた。約一週間の行程だったようですが成果があったと話してくれました。これからの発展の可能性の芽があったこと。インドでの交流を通じて人を知れたことがその成果です。現在のインドはインフラが整っていないことから十分な企業活動につながっていないようです。水と電気が不足していることが原因です。電気はいつ停電するのか分からない状況であり、水に関しても場所によるのですがシャワーの水が出てこないことも珍しくないようです。日本では水と電気は当たり前のように使っていますが、インドでは日本で当たり前のことが当たり前ではないのです。「当たり前のように水と電気を使える日本の素晴らしさを感じました」と感想を伝えてくれました。

わが国では当たり前のようにあるものなので、なくなった時の生活や影響や経済への影響が分からないのです。例えば、再稼動させなくても電気は足りているという話の根拠は分かりません。夏の火力発電所の稼動状況や定期点検などを初めとする実情を理解した上での議論の必要性を述べてくれました。

インドは人口増加と共に発展していくことは明らかなようですが、その基本となるのがインフラ整備と水と電気の供給力の確保です。インドでは従来の発電設備と共に新エネルギーの可能性についても研究しているようです。新エネルギーの導入に関っている日本人もいて、わが国の技術と製品の品質が評価されていることを知り嬉しくなりました。

今回は和歌山県知事もインドを訪問しています。和歌山県とインドのこれからの交流が進展していくことを期待しています。

外出許可

今日一日だけ外出許可をとり父親が自宅に戻りました。朝、迎えに行くと、とても嬉しそうな顔をしていました。常々、「早く家に帰りたい」と話しているのですが、身体の状態を見て帰らないでいます。ただ健康状態と本人の意思を尊重して、一日だけ外出許可をいただき、朝自宅に帰り、夕方にはまた戻るという一日を過ごすことになりました。

たった一日ですが、自宅に帰れる喜びを感じていることが分かります。当たり前のように訪れている今日という一日ですが、父親にとっては待望の一日であり、自宅に行きたいという願いがやっと実現した一日なのです。そんな大切な一日を過ごすことができました。

ですから午前中は一緒に自宅にいることにしました。父親は戻ると、それまでの定位置にゆったりと座っています。見ていて違和感はありませんでしたが、父親は「何だか久し振りで今までと変わったような気がする」と話していました。少し離れている期間が長かったので、そう感じたのかも知れません。ただ心から安心している表情があり、今日、帰れて良かったと思いました。

それは今朝朝食を食べている時に、父親がおかゆを喉に少し詰まらせたことから気分が優れない状態にあったからです。体調が優れないのであれば外出は今日でなくても来週でも良いかなと思いましたが、父親の悲しそうな表情を感じ、また付き添いの看護士さんが「今日をとても楽しみにしていたからね」という言葉で「父親が自宅に帰ることをとても楽しみにしていたこと」を知りました。少しくらい体調が優れなくても気をつけていたら大丈夫だと思い、予定通り一緒に帰ったのです。帰宅後の父親の表情を見ると、「帰って良かった」と思わずにはいられません。一緒に湯豆腐と白身の魚をいただいていると、父親には安心感があることを感じました。

午後から所用で出掛けましたが、とても大事な午前の時間を過ごすことができました。今日という一日は、今日だけに訪れることを改めて知りました。今日を生きることは実に素晴らしいことだと感じています。

祝賀会
祝賀会

城善建設の依岡社長が和歌山県経営者協会からアントレプレナー大賞の奨励賞を受賞され、実行委員会が祝賀会を計画、お招きをいただき出席させていただきました。約400人が集まる盛大な祝賀会で、実行委員会が目指した「楽しい祝賀会」になりました。午後7時から10時過ぎまでの祝賀会は時間の経過を忘れさせてくれるもので、3時間は直ぐの時間でした。スピーチも、友人のメッセージも、歌も全ての演出に満足感がありました。

依岡社長は人とのご縁を大切に考え、人との出会いから仕事が始まることをモットーにしています。そんな社長のこれまでの道程が分かる話がたくさん披露されました。

祝賀会

社長は運を持っているという話がありました。運とは人とのつながりを大切にすること。そんな人の話を良く聴くこと。そして巡ってきた機会に対して躊躇することなく決断できること。この三つが運を招きます。誰のところにも運は転がっています。しかし運に気付かないこと、運を掴み取らないことなどから運を逃がしているのです。運に恵まれているのが名経営者といいますが、運を逃さないで掴むところにリーダーの資質があります。

400人を超える方が出席した祝賀会ですから人付き合い、そして信頼の輪がここにあります。そして家族を大切に思い、従業員さんを大切に思う気持ちが伝わってきました。

依岡社長は母親と誕生日が同じだそうで、それとは関係ありませんが母親を大切にしています。そして時間の許す限り食事を共にしているそうです。家族と従業員さん、そして信頼できる仲間に囲まれた素晴らしい祝賀会でした。参加させていただいたことに感謝しています。