活動報告・レポート
2013年10月18日(金)
例会訪問
県行政報告会

県行政報告会に関しての協議を行いました。県知事による行政報告会が県内各地で開催されています。この行政報告会は県の課題と地域の課題にわかりやすく触れていると好評です。来月、宮地区に知事が来て報告をしてくれることになっています。より良い行政報告会にするための協議を行いました。

それは次の観点から来るものです。

  • 和歌山市の宮地区はJR和歌山駅東口付近及び和歌山インターチェンジから和歌山市内に入る辺りの自治区であり、鉄道や自動車を利用して和歌山市に来てもらう際の玄関口ともいえる場所にあります。国体に向けて歓迎ムードを醸成することが地域の課題であり、県行政との連携が必要なこと。
  • 日頃から自治会活動が盛んな地域であり、是非とも知っておいてもらいたい取り組みがあること。その取り組みを知ってもらった上で行政報告会を実施してもらいたいとの思いがあること。
  • 自治会と県行政がこれからも連携した活動の機運を盛り上げたいこと。地域の課題を県に知ってもらうことで方向性を同じくした活動につながること。
  • 県行政報告会の機会は数年に一度の機会であり、一方通行ではなく事前に問題提起をしておくことで実りある報告と質疑ができること。

以上の観点から課題と取り組みの現状を県知事に把握してもらい、報告会につなげてもらいたいと考えています。地域の課題などの概要は説明しましたが、この後、更に話合いをして課題を共有したいと考えています。

例会訪問

和歌山東ライオンズクラブ例会への訪問を行いました。垣根を越えたライオンズクラブの取り組みを実践するために自クラブ以外のクラブ例会訪問を実施しているところですが、本日は和歌山東ライオンズクラブを訪問させていただきました。気持ちの良い歓迎をしていただき、とても楽しい例会訪問となりました。同クラブは歴史と伝統のあるクラブであり見習うべき点が多数あります。例会の進行、例会の時間管理、報告事項のやり方などが特に参考になりました。

嬉しいことに旧知の会員が多く、スムーズに例会に入ることができました。例会も終盤に差し掛かった頃、テールツイスターが登場しました。以前、10月10日が体育の日でしたが、その理由を説明してくれました。それは前回の東京オリンピック開催日が昭和39年10月10日だったことから、この日を体育の日となったのです。何故、体育の日が10月10日だったのか理解できました。

それに引き続いて突然のゲストインタビューとして前に出て、テールツイスターからインタビューを受けることになりました。時間にして10分程度だったと思いますが、突然の指名と質疑応答に戸惑いながらも、とても楽しめました。

インタビューでの質問は概ね次の項目でした。列挙すると、年齢、性別、趣味、和歌山県を元気にする方策、政治家になった理由、原子力発電所についての考え方などです。インタビュアーは楽しくユーモアのある口調で話を進めてくれました。制限時間いっぱいの質疑応答でした。

私達和歌山ゴールドライオンズクラブから参加した6名は、このことでもっと参加者意識が持てたと思います。和歌山東ライオンズクラブの皆さんが、例会訪問の私達を歓迎してくれたことに心から感謝しています。とても楽しい例会訪問でした。

参加することで知り得ること、体感できることがあります。例会を終えて「やっぱり参加して良かった」と思いました。

定時大会

和歌山共同火力労組さんの第42回定時大会にお招きをいただき、出席し挨拶の時間を頂戴しました。挨拶の主旨は次の通りです。

ご安全に。42回目を数える定期大会のご盛会、おめでとうございます。先ほどの小倉委員長の挨拶の中で電力や鉄の業界の置かれた立場と厳しさは全て話してくれました。3・11以降、わが国の経済や防災の考え方は一変し、私達の価値観も変化しています。

和歌山県においても、3・11以降の県議会ではエネルギー問題が取り上げられ続けています。所謂、電力不足への対応、原子力再稼動、新エネルギー、夏と冬の供給体制などが争点になっています。私達の立場として、電力は不足してはならいなこと、新エネルギーへの取り組みは必要なこと、既存のエネルギー供給力を維持することなどの観点で議論を交わしています。

関西では原子力が稼動していないことから、特に夏と冬の電力不足が続いています。この電力事情の厳しい時期を支えているのが火力発電であり、和歌山協同火力さん、海南発電所、そして御坊発電所が稼動を続け、地元地域、そして関西への電力供給を担っています。このように和歌山県は電力輸出県であります。電力が不足しているのに既存の電源の稼動を認めない府県が電力供給を批判することを良しとは考えていません。和歌山県が電力供給という大事な役割を担っているのですから、現場で苦労して電気を届けている電力輸出県の意見を聞いて然るべきだと思っています。現場の状況や苦労を知らずして問題を語っても無意味なことであり、現場を抱えている和歌山県の主張を関西広域連合にも伝えている、もっと伝えたいと考えています。

これからの電気事業の課題は全面自由化、分割などがあります。本格的な議論は今国会以降、議論されることになりますから、残念ながら私達が直接意見を述べる機会はありません。どんな形になるのか分かりませんが、言えることは健全で安定した経営ができていること、不安のない会社であることが改革をする前提として必要な条件です。赤字決算が続いていることや電力不足の状態が続いている会社を分割することは、寒い冬、病人に薄着で外出させるようなものです。まずは安定経営、雇用不安の解消、そのための電源確保を図った上で改革案の議論をすべきだと考えます。

直接的には議論ができない私達ですが、私達の代表を通じて意見を届けられる機会があると思います。一緒に行動することで明日へ続く機会を見出したいと考えています。

最後になりますがこの大会が皆さま方の活発な議論により、実りあることを祈念して挨拶とさせていだたきます。ありがとうございます。

その他
  • メディアユニバーサルデザインの取り組みについて話し合いました。紀の国わかやま国体や紀の国わかやま大会開催に際して、全ての参加者、来県者が快適で必要な情報を得られるものに仕上げて欲しいと考えています。和歌山県では企画部がユニバーサルデザインの所管としての役割を果してくれていますが、全庁的にその精神や実務を展開していく時期になっていると考えています。これから展開策に関して話し合いました。
  • 太陽光発電事業に関して協議しました。自然エネルギーの普及を図るために未利用地を活用したいという依頼があります。その進め方について協議を行いました。
  • 夕方からは懇親会を実施しました。和歌山市の課題について話し合えた楽しい懇親会でした。再生可能エネルギーの考え方と導入。JR和歌山駅におけるJR線と和歌山電鐵との乗り入れ、および南海電鉄との連携について。これらの話を中心に課題解決に向けた話し合いを行いました。
  • 和歌山巴里祭の収益金の寄贈先について協議を行いました。7月のコンサートの収益金は福祉団体などに寄贈しています。その選定と来年のゲストなどを協議しました。