活動報告・レポート
2013年10月12日(土)
後援会役員会

午前中は後援会役員会を実施しました。今回は最近の活動報告と年末の行事について話し合いました。活動報告は福祉環境委員会視察の報告を行いました。まず和歌山県立医科大学の地域医療の取り組みと地域医療センター設立について伝えました。和歌山県では地域医療が問題になっています。

和歌山市ではあまり感じられませんが、医師が不足している地域があります。県立医科大学そして県立病院としては地域医療を担う責任があり、これらの地域の医師不足に対応することが求められています。その方法として和歌山県内の特別枠を設け、県立医科大学を卒業した後9年間は和歌山県内の病院で勤務することを義務付ける入試があります。今年初めて卒業生を送り出しており、毎年、若い医師が県立医科大学付属病院を拠点として、県内の病院に派遣されることになります。今年を皮切りに10年で300人以上の医師が県内の病院勤務をすることなり、将来の地域医療を担ってくれることが期待できます。

そのための拠点となるのが地域医療センターであり、平成26年4月にオープンすることで地域医療の核となりますから、その機能に期待しています。

また札幌医科大学の脳卒中の治療についての報告も行いました。脳卒中から機能回復して事例の話をすると、皆さんから驚きがありました。脳卒中で身体が不自由になったとしても、その方法で治療すれば身体機能が回復し、職場復帰も可能であることは信じられないと思います。しかし現実の医療としてその技術は存在していますから、早く厚生労働省の許可を得て広がって欲しいと思います。

また環境に関しては北海道の下川町のバイオマスによる地域熱供給の話を伝えました。小さな町のエネルギーの自立への挑戦は始まったばかりですが、小さな動きが大きくなることがあります。森林資源を生かしたバイオマス発電の成否を見届けたいと思います。

続いて年末の行事についての話し合いを行いました。ひとつは桐章会と後援会の年末行事について、もうひとつが片桐章浩を支援する会のクリスマスイベントについて伝えました。実施するとしたらどちらも12月になりますから、これから詳細を詰めていくことになります。それにしても、もう年末です。年月の過ぎ去る速さに驚きますが、それだけ活動が充実しているものだと考えています。

この役員会では元気がいただけますし、意思疎通や動きが感じられるので、とても大事にしています。土曜日にお集まりいただき感謝しています。