活動報告・レポート
2013年10月11日(金)
防災マップ
防災マップ

宮地区防災マップが完成し、今月末に宮地区内のご家庭に配布される予定です。この地図は以前から宮地区連合自治会で作成に関して議論されていたもので、実現に向けての問題を突破して完成したものです。住宅地図をベースにして主要設備と避難所、そして単位自治会の区割りをしています。特色は主要ポイントの海抜表示をしていることです。

普段の生活でも活用できますし、防災意識の向上と災害発生時にとても役立ちます。更に、玄関先や壁に貼ることによって日常的に見ることになりますから、地域全体の防災意識が強くなります。

また市役所宮連絡所にも大きなマップが貼られているので、ここで集まる皆さん宮地区内の避難所などを周知することになっています。連合自治会としての課題のひとつを解決しました。

和歌山県行政報告会

和歌山県知事による行政報告会が開催されることになりました。開催日時は平成25年11月18日、和歌山ビッグ愛1階大ホールを予定しています。宮地区からの参加も予定されていることから、地区内の取り組みや県レベルの課題を抽出し、知事に知ってもらうと共に課題に対する取り組みをお願いする機会にしたいと皆さん張り切っています。

宮地区はJR和歌山駅東口付近と和歌山インターチェンジを下りた車が市内中心部に入る時に通る地域ですから、鉄道にしても自動車にしても和歌山市というより和歌山県の玄関口となる地域となっています。県外から来られる皆さんを最初にお迎えする地域が宮地区なのです。

その観点から、和歌山県の玄関口としての役割を果すための取り組みや課題があります。道路に関しては和歌山インターチェンジから市内に入る道路の混雑を解消し、スムーズに市内中心部に導入することが課題です。そのための都市計画道路の進展は必要ですし、道路美化なども必要です。

また平成27年度の紀の国わかやま国体に際して、宮地区内を走る幹線道路に国体PR用幟を設置し歓迎ムードを出すことや花壇やプランターを設置することで華やかさを彩ることも実施してみたい対策です。

歴史的には太田城址を観光資源として活用することも課題です。豊臣秀吉によって水攻めにされた太田城と城主太田左近の物語については歴史として語り継ぎたいものです。来月は太田城跡を巡る観光ウォークが予定されています。和歌山市語り部クラブが主催してくれるイベントですが、これはJR和歌山駅東口から太田城跡を巡り、JR和歌山前東口に戻るコースです。このルートに観光案内板や説明板などを設置することで、太田城の歴史が観光資源として蘇えります。できるなら紀の国わかやま国体までに整備したい課題です。

同じくJR和歌山駅東口の夜は寂しい雰囲気がありますから、せめてクリスマスシーズンだけでもイルミネーションでライトアップし、歩ける道路として活性化につなげたいものです。JR和歌山駅付近は、美味しいお店が揃っていますし、和歌山県の食材を使用した料理を提供してくれるお店もたくさんあります。それらのお店、JR和歌山駅東口付近の企業、勿論JR和歌山支社とも協同した取り組みにするために和歌山市と和歌山県との連携を図ることも課題です。

JR和歌山駅に関して言えば、東口には和歌山電鐵貴志川線のホームがありますが、貴志川線とJR線をつなぎ相互乗り入れかできるようにしたいと思います。通勤や通学の利便性向上と、和歌山市内から貴志川までを結ぶ観光にもつながります。日前宮と太田城跡、そして貴志川駅までの観光名所をつなぐことで、お客さんの増加と宮地区としてお迎えする気持ちが高まります。

もうひとつ課題を挙げるとすれば、JR和歌山駅と日前宮などの拠点施設がある人口の多い地域にも関わらず、公民館や生涯学習センターなどの設備がないことがあります。地域の皆さんが集まり生涯学習、生涯スポーツ、そして地域の人が交流できる場所があれば、今以上に活気がでてきます。

このような課題と実施したい事柄について話し合いました。できるなら、地域としての課題と取り組みたい事項について知事に提案したいと考えています。