活動報告・レポート
2013年10月3日(木)
中心市街地活性化
中心市街地活性化

和歌山市の地域振興について話し合いました。他府県から訪れた人と話をすると決って「和歌山市は人通りが少ないですね」、「活気がないですね」などの意見を聞かされます。それが率直な第一印象だと捉えて、まちづくりの対応を考える必要があります。和歌山市の印象に関する意見には、「中心市街地からマクドナルドが撤退したことは信じられない」ことや「和歌山市駅に降り立った時の印象が良くない」、「駅周辺に賑わいがない。電車の時間待ちの間に立ち寄る場所がない」などがありました。

これらの意見に対応した取り組みが必要だと感じています。中心市街地活性化の取り組みは少なくなり、郊外型のまちづくりの印象が感じられるという原因もありました。

ただ和歌山市には熱い人達がいるので、もっと元気になれる素養があることも話してくれました。但し心が熱い間に前を向いた施策を進めることが大切です。熱は熱いところから冷たいところに移動しますから、周囲の人が冷めているようでは、やがて熱は冷めてしまいます。そうならないように地方自治体のまちづくりの方向性と民間が一緒になった取り組みを進めるべきです。

電力総連大会

和歌山市内で電力総連の定時大会が開催されました。県内各地から代議員を初めとする皆さんが集まり開催されました。お招きをいただき挨拶の機会を頂戴しました。挨拶の主旨は次の通りです。

大会構成員の皆さん、こんにちは。皆さんの期待に応えられるように活動をしているところですが、今回は県議会報告を行い、それで挨拶とさせていただきます。先週、県議会を終えました。9月議会では夏場の電力受給について、今冬の電力需給の見通し、福島第一原子力の対応、御坊発電所の現状についてなどが議論されました。

中でも御坊発電所は夏場フル稼働であり、点検機会を伸ばして運転を継続していることは好ましいことではないという議論がありました。発電業務に関わる皆さんの取り組みがあって夏場を乗り切れたことを知ってもらえる機会となりました。ただ設備があるから乗り切れたものではなくて、運転や補修に携わる人がいて、安定した電力受給が図れたことを知っていただく活動も必要だと考えています。電力受給は火力があるから大丈夫というものではありません。関わる人の懸命の取り組みによって夏場を凌げ、冬場も凌ごうとしているのです。

このような問題を認知してもらえるような活動を行っているところです。将来に亘って安定した電力を供給する体制を整え、地域の皆さんから理解を得ることが電力の問題を解決する原動力となります。そのことを継続できるような取り組みをしたいと考えています。これからのエネルギー問題はみんなで考え、良い方策を検討する必要があります。和歌山県議会はエネルギー問題に関しては肯定的であり、長年の懸案が進展することを期待しています。

金融機関

金融機関に対して依頼を行いました。ひとつは住宅ローンについてです。所得によって貸付してもらえるかどうか異なっています。公共事業は活発なため、今後は民間需要を発掘するための取り組みが大切です。

持ち家政策に可能な限り対応してくれる金融機関があることは有り難いものです。勿論、貸付を受けるためには年間所得や勤務経験などが求められ、返済に無理がないかどうかの審査があります。

個人によって借り受け金額や返済計画は違いますから、最終的には個別に判断することになります。ただ可能性があることは有り難いことです。

またソーラー事業に関して、融資の判断について協議しました。ソーラー事業への対応は金融機関によって違いがあります。和歌山県内の場合、一般的に融資は難しいところがあります。そのため理解のある金融機関を見つけ出したので、事業者からプレゼンの機会を設定してもらうように依頼しました。

その他
  • 鳥獣害対策について話し合いました。イノシシや鹿の被害が多発しているので場所によっては対策が必要です。ところが相手は野生動物なので、一気に解決することはできないようです。早期対応の必要性を感じています。
  • 夕方からは懇親会に参加し、コミュニケーションが図れる良い機会になりました。