活動報告・レポート
2013年10月1日(火)
下期
下期

早いもので平成25年度下期に入りました。秋の気配を感じながらも夏の暑さが時々顔を出すような感じです。

今朝、先日お願いしていた冊子「叙勲への軌跡」を頂戴しました。これは一人の活動家が生涯を掛けて取り組んできた軌跡を一冊にまとめたものです。その活動が認められ平成25年春に旭日双光賞を受けています。活動の足跡は昭和52年から始まっています。現役時代は平成14年度までの期間ですが、それぞれの年に主な出来事の掲載と共に、その時々の思いや教訓が記されています。これが後に続く人にとつて役立つ経験則になります。

例えば昭和52年は「経営から人としての教えを学ぶ」、昭和54年は「考えは悲観的に、行動は大胆に」、昭和56年は「理屈と情、心で話をする」と書かれています。活動初期に学んだことは、これから新しい環境に身を置く人にとって大切な教えとなります。

その後「人との出会いから徳分との出会い」、「変化への対応」へと続いて行きます。この冊子は、私達に自身の経験を伝えようとしてくれているのです。

しかし過去に囚われているものではありません。今も勿論、現役で活躍していますし、若い人に負けない動きを見せていますから、目指すべき頂のような存在です。その頂を高く、もっと高くしてくれることで後に続く人の目標になります。それを乗り越えることを目指すことで、それに連なる山々は高きを目指すことができます。いつの日かひとつの高い山を追って山脈が形成できれば、今よりももっと良い社会になると思います。

軌跡を残してくれたことは、後に続こうとする人に目標を与えてくれたようなものです。

下期

また冊子の中にとても懐かしい写真が掲載されています。研修会に参加した時の私の若い頃の写真です。今見ると、とても若くて別人のようです。研修会の内容や場所は覚えていませんが、「こんな時代もあったんだ」と楽しい思い出に浸りました。

産品

和歌山県産品を取り上げて欲しいと依頼がありました。認知度が高まらないので、県の名産品になれるようなストーリーと品質を理解してもらえる工夫をしてもらうことにしました。併せて観光協会との連携を図ることで、観光客への土産物としての位置づけもできることから協議を行いました。

再度、申請や取り扱いに付いて協議を行うことにしています。

ブログへの意見

「片桐さんのブログをペーパーにして、配布する方がみんなに知ってもらえると思いますよ」と意見を頂戴しました。ブログを見る人は見てくれていますが、紙媒体だけを見る人もいます。「ブログと紙媒体を併用することで効果がある」という意見です。ただコスト負担のこともあるので、どこまで実施するのかは検討することにしました。

小学校英語教育

和歌山市内の一部の小学校で実施していた英語教育の取り組みが9月末で終了しました。これは小学校の先生に対して、英語の授業の取り組み方の支援するもので、平成24年10月から今年の9月までの一年間取り組んだものです。通算4年間の活動ですが、国の英語教育予算の関係で、一旦終了することになりました。先生からの意見をお聞きして次年度に反映させたいと考えています。折角、進展している小学校への英語教育を止めることはできません。今後も継続することが、英語力を身に付けてもらうために必要なことです。

安倍総理は小学生の英語教育を推進する立場を取っているように思います。次年度に向けた予算措置や英語力強化のための計画を策定していると思います。和歌山県の英語教育力向上のために継続した取り組みになるよう期待しています。

その他
  • 和歌山県内の企業立地に関して協議を行いました。製造業ではないため県の補助制度の適用は難しいかも知れませんが、進出を検討してくれる企業に対して出来る限りの支援はする予定です。今後の進展に期待しています。
  • 再生可能エネルギーに関しての協議を行いました。地球環境問題に対応したいという考えに基づく依頼です。候補地の条件を検討し可能であれば進めることにしています。