活動報告・レポート
2013年9月30日(月)
研修会
研修会

海洋資源に関する研修を受講しました。これは日本の将来に希望の見える話でした。日本の排他的経済水域は領土の12倍あり、ここにたくさんの海洋資源が眠っているとされています。海底石油、天然ガス、メタンハイドレート、熱水鉱床、マンガン団塊など貴重の資源が豊富にあるとされているのです。これらの海洋資源が開発できると、日本は世界有数の資源大国になります。そもそも金属資源は地球内部にあるものが地表に吹き出たものであると言われています。日本とその海域は4つの海洋プレートの上にあり、ここから地球内部から出される金属系の資源が海底に存在しているというものです。

現在の日本の陸地には資源はありませんが、海底には豊富な資源が眠っているのです。海洋国家を目指すことによって、21世紀の日本は資源大国になる可能性を秘めています。

個別に見ます。東シナ海にある海底天然ガスは推定72億トンです。これは北海油田に匹敵するもので存在が確認されているのは、日中の中間線よりも日本側にあります。

コバルトリッチクラストは南鳥島の海底にあると推定されています。これはマンガンの塊で貴重なレアメタルです。

このように貴重な資源が日本の排他的経済水域にあるのです。日本には資源産業はありませんが、21世紀のわが国には資源産業の創出を目指すべきだと思いました。

また自由懇談として和歌山県関連のことを取り上げました。紀の国わかやま国体の開催まで2年となりました。現在、国体総合優勝を目指した取り組みが行われていますが、国体での総合優勝を目指すのは県の活力と子ども達の育成の他にも、生涯スポーツの推進の機運醸成があります。スポーツに親しめる環境を作ることによって健康な高齢時代を過ごせることにつながります。高齢者の皆さんが健康で暮らしてもらえると医療費の削減にもつながります。

更に道路行政が進んでいますし、スポーツ施設のリニューアルなど環境整備が図られています。私達の世代で後世に残すものが完成しようとしているのです。

何よりも県全体で目指すべきものがあれば活力が生まれます。紀の国わかやま国体と紀の国わかやま大会の開催期間はわずか数週間ですが、その数週間のために数年間を掛けて盛り上げ策を展開し予算を計上しているのです。それが活力に直結しています。オリンピックも同じです。オリンピックの開催期間は3週間程度だと思いますが、その数週間のために何年も掛けて施設整備や道路、鉄道の整備を行おうとしているのです。それは単なる整備ではなくて、これからの国土発展につなげる取り組みになっているのです。

国体もオリンピックも同じように県土、国土発展につなげるように考えています。県を創る、国を創ることができる機会がビックイベントなのです。スポーツを通じた機運醸成と、発展のきっかけにすることができる取り組みが国体でありオリンピックなのです。

紀の国わかやま国体まで2年、東京オリンピックまで7年。スポーツの振興は当然のこと、県として、国として経済発展を目指した取り組みが行われることになります。これらの開催年に向かって希望の道筋が伸びているのです。希望は人が生きるために必要不可欠なものです。和歌山県にはこのふたつの希望が存在していることを喜びたいと思います。

貴重な話と意見交換が図れた研修会となりました。

議会報告会
議会報告会

午後7時から議会報告会を開催しました。今回は平成25年9月定例会の報告と平成26年度の新政策について、そして宮崎観光協会主催のツアーの結果についての説明を行いました。もう新年度に向けての県としての計画案を検討している段階です。つまり現在の政策を実行しながら次年度の取り組みを検討しています。

宮崎県からの神武天皇の足跡を辿るツアーは観光立県を目指す和歌山県にとって参考になるものでした。そのツアーに関して会場となる竈山神社の境内の清掃を実行してくれた支援する会の皆さんに報告とお礼を述べました。

また先週末に閉会した定例会の報告では、道州制と紀淡海峡ルート構想について重点的に説明しました。また平成25年度新政策では、耐震診断と耐震補強の考え方についてとがん対策を取り上げて説明しました。報告会の時間が足りなかったため、新政策に関しては次回の県政報告会で改めて詳しく説明する予定にしています。

熱心に聞いてくれたことから楽しい雰囲気の報告会にすることができました。最後まで聞いてくれた皆さんに感謝しています。

議会報告会

ところで本日は片桐章浩を支援する会のM会長が長年勤めた会社の定年退職になりました。午後、M会長から自身の定年の話を伺い、夕方からの議会報告会にて定年お祝いの演出をすることにしました。和歌山市出身の歌手チュリスタに報告会の会場に来てもらって記念演奏をしてもらいました。オリジナル2曲とMさんのこれまでの人生を称え、これからの人生の門出を祝した曲として「栄光の架け橋」を歌ってもらいました。チュリスタの演奏を聞きMさんのお顔を見ていると思わず感動しました。素敵な定年の日になってくれたら良いなと思いながら聞いていきました。

議会報告会

午前中は会社の幹部からの辞令発令があり、夕方からは議会報告会での記念演奏会を行うたことは嬉しいことです。一緒にお祝いの場にいられたこと、そして直接祝福できたことを嬉しく思っています。60歳の節目の年、節目の日にご一緒でき、そして素敵な演奏会を企画できたことに感謝しています。

これからの人生の門出をお祝いし、幸せな時を迎えられることを心から祈っています。次回の記念のイベントは、年末恒例の支援する会でのクリスマス会になります。

とても素敵な一日になりました。無事に定年を向かえられたことお祝い申し上げます。