一般質問の三日目です。高校入試、防災対策としてコミュニティエフエム局との連携などに関する質疑が交わされました。この中でコミュニティエフエム局との連携について記載します。
和歌山県下には5つのコミュニティエフエム局があります。過去の経験から大規模災害発生時には、地域を限定して情報を発信できるコミュニティエフエム局が情報発信手段として優れています。これらの局と和歌山県と災害防災協定を締結することで情報発信力を強化することについて質疑が交わされました。
当局からは、情報発信の多重化を図ることは有効な手段であるという見解が示されました。まずは市町村とエフエム局の連携を行うことが大切ですが、そのうえ県とも直接話をすることも検討課題であることも示されました。
宮崎県の宮崎神社を出発した神武天皇東征遠征ツアーの一行が和歌山市を訪れてくれました。今朝から竈山神社に公式参拝をしてくれたので歓迎しました。宮崎県からは神武天皇をイラスト化したラッピングをした観光バスで、竈山神社で境内に入ってくれました。このラッピングバスはとても目立ち、神武天皇の足跡をたどるツアーバスであることが分かります。今回、ツアーの皆さんを受け入れできたことは嬉しいことです。
言うまでもなく、竈山神社は神武天皇の兄が戦で命を落とした場所に建立されていると伝えられています。ツアーで訪れる場所に相応しい神社です。先週、私達はこの一行をお迎えするために境内の清掃を行いました。週末の台風の影響で再び落ち葉で埋まりましたが、神主さんが昨日、落ち葉の清掃をしてくれたので、きれいな環境で皆さんを迎えることができました。
今朝からきれいに清掃された参道を歩くと、とても気持ちが良いものです。しかも宮崎県からのお客さんをお迎えできることは嬉しいことであり、和歌山市との交流に発展することを期待しています。
と言うのは、宮ア神社の出発式に際して、宮崎市長が時代装束で挨拶をしたばかりか、境内で地元歌手によるコンサートで送り出したようです。その参加数1,200人だと伺いました。神武天皇の足跡を辿るツアーの出発式に市長と大勢の市民の皆さんが集まっていたのです。どれだけ期待の高いイベントであるかが分かります。
それに対して和歌山市でお迎えしたのは職員さん、ボランティアで清掃してくれた皆さん数人、そして地元の三田小学校の生徒でした。心で歓迎しましたが、宮崎県の出発式と比較すると寂しい感がありました。一行は昨夜、和歌山市内のホテルに宿泊してくれ、和歌山市の食事を楽しんでくれました。大歓迎とまではいかないとしても、もっと歓迎ムードを出したかったと反省しています。
とにかく宮崎県の観光力には感心しました。中途半端なツアーではなく、観光バスのラッピングも、時代装束も、そして本格的な奉納式典をしていることも、実にすばらしい出来でした。出発式に参加した和歌山市の方からは「宮崎県の人はみんな親切に対応してくれました」と語ってくれました。
宮崎県では、観光に来てくれたお客さんに「一声運動」を実施しているからです。電車の中で、駅で、そして市内循環バスやタクシーで、一声かけてくれたそうです。地元の人が声を掛けてくれると不安感はなくなり、伸び伸びと宮崎を楽しめたそうです。一声の持つ効用を感じる話を聞かせてもらいました。
観光都市和歌山市のおもてなしはどうでしょうか。その後、そんな話を交わすことになりました。
- 関西電力総連の大会が和歌山市内で開催されたので参加しました。関西一円からの来てくれた皆さんをお迎えさせていただきました。
- 来週開催される常任委員会の質問を検討しました。環境で2問、福祉で3問を質問する予定にしています。