本当に時間に追われた一日となりました。朝から先ほど(午後12時近く)まで、びっしりと予定が詰まった一日でした。予定していた打ち合わせで出来なかった会合があり、その関係者の皆さんにご迷惑をお掛けしましたことお詫びいたします。

今日の動きについて順を追って掲載します。

来春の就職に関しての依頼と打ち合わせを実施。夏を終え来春が近づいてきています。でも就職が決まっていない学生もいます。やる気のある人には是非とも嬉しい春を迎えて欲しいので対応しているところです。ただ厳しい経済情勢が続いていることから簡単には進みません。これは、ご縁とか運といったものに関係しているとしか言いようがないと思います。

続いて市内経営者との打ち合わせ。和歌山市内に限って言うと経済情勢は変わっていないことから、業績は変わらず新人の採用なとは厳しいという話を聞かせてもらいました。各企業とも業績が上向いていないことから投資も採用も控えているということです。

マスコミと諸施策に関しての打ち合わせ。秋の番組編成を控えている時期ですが、スポンサー事情は依然として厳しいようです。和歌山県での国体や東京オリンピック効果が出てくるのはもう少し先のことで、現状は変わっていないばかりか、減少傾向にある様子が伺えます。新規開拓先の事情も含めて話し合いました。

鳥獣害被害に関しての協議を行いました。和歌山県では思っている以上に鳥獣害被害が発生しています。イノシシ、イノブタ、鹿などによる被害が多発していることから、対策が求められています。ただこれらの野生動物は、何かの対策を講じたとしても慣行性があり、すぐに慣れてしまうので効果が長続きしないのです。次々に対策を変更していくことは効果と費用の面から限界があり、継続性のある対策の発見が課題となっています。鉄道においてもイノシシや鹿が列車にぶつかると運行時間の遅延になりますし、安全性や新たな対策の検討など必要となりますから防止したい筈だと思います。過去において県議会で議論されたこともありますが有効な対策は見つかっていません。早期対応を図るための方策を協議しました。

金融機関と話し合いました。県内中小企業への運転資金などの融資を依頼するためです。現在、中小企業振興条例を検討しているところですが、鍵を握るのは金融機関の支援と協力です。設備投資や運転資金の融通など、どうしても金融機関の助けを借りなければ企業は仕事をすることができません。中小企業の比率が99パーセントであり、そのうち小規模企業が80パーセントの比率があることから、資金繰りが大きな問題となっています。

月末になると資金繰りに四苦八苦しているという経営者の話も聞いています。仕事を請け負うためにはある程度の運転資金が必要で、資金がなければ仕事を請け負うことができません。そのため比較的大きな会社の傘下に入り日当で仕事をしている状態から抜け出せないことなります。その状態が続くと、ずっとそのままなので経営は安定しません。

金融機関の支店長とこの辺りの事情について意見交換を行いましたが、融資を受けるためには原則は担保か保証を受けることが条件となります。それがなければしっかりと見通しを立て、裏づけのある事業計画が必要となります。

金融機関の視点からすると和歌山県内の経済情勢は依然として厳しく、ここ3年から4年の間に現状から抜けないことには、低迷が続くという話でした。条例の制定とそれに基づく具体的支援の必要性を再認識しています。

再生可能エネルギーに関しての協議を行いました。全国的に候補地点の事業着手に踏み出す動きがあります。これは申請と許可を得ている地点の事業化が進展していないことから国の動きがあり、理由もなく遅延させることに歯止めが掛けられようとしていることも原因です。自然エネルギーの利用と投資を促進するための動きに期待しています。

和歌山ゴールドライオンズクラブ理事会に出席しました。議題が多くて審議の時間を要しました。また現状の課題についての議論を交わした理事会となりました。交流機会を含めて課題に関して議論する時間を割きました。