活動報告・レポート
2013年8月11日(日)
初盆お参り
初盆お参り

初盆を迎えられる皆さんのところを訪問させていただきました。それぞれの方との思い出があり、訪問して話を交わすことの楽しみがありました。日本にはお盆があることの意味を痛感しています。今この場所に存在していなくても、家族の心では生きていますし、お盆の時期に魂が戻ってくることで故人の存在を確認することができます。小さい頃はお盆とは夏休みのようなものだと思っていましたが、故人と私達を結び付ける日本の伝統であり、つながることを待っている家族の皆さんにとって大事な日になります。そんな大切な一日を一緒に過ごせることの幸せを感じています。

今日お会いさせていただいた皆さんに心から感謝申し上げ、これからも引き続いてのお付合いもさせていただきたいと考えています。故人になっても断ち切れることのないこんなご縁もお盆の伝統のように感じられます。

懇談

午後3時から集まった皆さんとの懇談の機会がありました。約2時間も一緒に懇談する時間があるのは珍しいことなので、皆さんからの話を聞かせてもらいました。

組織ついて。組織とはそこに所属する個人の集合体です。組織に不満があると人の責任にする傾向がありますが、自分も組織構成員であると理解していると、その不満を解消することを他人に任せることは誤りだと気付きます。不満を解消するためにできることは、他人の責任にすることではなくて自分から行動することです。不満は組織の中に存在しているのですから、自分が行動を変えることによって変えることは出来ます。社会や地域を変えることは価値観が違う人がいるので難しく、変えるまでの時間を要しますが、同じ目的があり、規律や文化は同じ組織であれば変えることは比較的容易です。それをしないで不満を述べる第三者的立場を取り続けても何も変わることはありません。

組織の不満をなくしたいと思うのであれば、言うだけでなく自ら行動することです。

批判について。人を批判することは避けたい行動の第一番目のことです。その理由はいくつかあります。

ひとつ。自分は人を批判することができる立場の人であるかどうか。

ふたつ。誰かに人の批判を伝えると、必ず本人に伝わります。批判された人の気分はよくありません。人間関係を遠ざけてしまいます。

みっつ。批判をすると巡り巡って必ず自分のところに戻ってきます。批判したのと同じ分量の批判を受けることになります。

最後に、良く出来た人物は人の批判をしません。人格者になりたいのであれば、人格者の言動を見習う必要があります。

以上のような理由で人の批判は慎むべきです。その人との関係を断ち切りたいのであれば、批判をすれば必ず伝わりますから、今後の人間関係を切ることができます。但し、修復できない姿で切れることになりますから、次に困った時は助けてくれません。

参考までに、人への批判とは、自分が何かを要望した結果が得られなかったことから来るものであり、批判される人は立場があり信頼できる人物である場合が多いのです。そんな人との関係を断ち切る覚悟を持って、その人を批判すると思った方が良いのです。

評価について。人は日常の行動によって評価されます。日常はいい加減でいる人がきっちりとしていると評価されることはありません。日頃、適当な人が緊急時に信頼できる行動を取れることもありません。人の評価を気にする必要はありませんが、日常の行動が自分の活動範囲を決めていることに注意したいものです。仕事の依頼や大切な機会に声を掛けてくれるかどうかは、その人の評価次第です。評価が低い人に仕事の依頼は来ませんし、大事な集まりにお誘いを受けることもありません。ある程度、社会的評価を受けられるような日常の行動を取りたいものです。