紀の川河川敷一斉清掃に参加しました。午前7時45分現地集合だったことから、午前6時には起床して準備と移動をしました。毎年実施されている清掃ですが、私が参加したのは初めてです。午前8時から約1時間余りの清掃でしたが、早起きと清掃で気分が良くなりました。

河川敷は思っていたよりもゴミが少なかったのですが、川にはゴミが浮いたり漂着していたことから、車窓から投げ捨てている人が多いと思います。ゴミを捨てる人が一人いると、そのゴミを探して処分する人がその何倍も必要となります。日曜日の早朝から大勢の人が集まり清掃活動をしていることを、ゴミを捨てる人は知らないと思います。知っていたら人に迷惑を掛けるような行為は慎むはずです。善行はどこまでも人を気持ち良くさせてくれますが、悪行は多くの人に迷惑をもたらしています。

海南市の橘寮夏祭りに参加しました。今回の夏祭りは10周年記念で、歌やダンスなどの催しとバザーなどの販売で例年以上に賑わいを見せていました。例年も凄いのですが、今年も楽しい企画と大勢の人が集まり楽しい夏祭りになっていました。

和歌山市を中心に活躍しているシンガーの恭やんも、橘寮を訪れていたので話をしました。かつてこの福祉施設でお世話になっていたことを知り、人のご縁は大切にすべきことを改めて認識しました。人はご縁によって仕事も生活もできているのです。人には親切に、人には丁寧に応じることが基本です。

施設長の藤田さんは入居者の皆さん、来場者の皆さんに心からのおもてなしをしてくれました。気持ちの良い夏祭りに仕上がっているのは、施設の皆さんの気持ちが企画と運営に浸透しているからです。

ここでいただいたカレーと焼きソバが美味しかったのは、皆さんの思いが詰まっているからだと思います。楽しんでもらうためには、食事が大事であることを知っているのです。そんな橘寮の皆さんの気持ちを受け取ることができました。笑顔の会場でいると、自然に私達も笑顔になっていました。

和歌山市内で港祭り花火大会が開催されました。打ち上げ花火3,000発規模と聞いている祭りですから、花火を打ち上げている時間は時間を越えていました。午後5時過ぎに主催者宅を訪問し、その後、約1時間の花火大会を楽しみました。通しで花火を見るのは本当に久しぶりのことで、1時間の花火から得られたものは元気さと明日への活力です。一瞬で消えてしまう花火は、一瞬で終えてしまうこの時間に全力を尽くすことを教えてくれています。一瞬に凝縮された力は儚いけれど、周囲の人に確かな影響を与えているのです。そんな一瞬に込められた力を感じ、これが活力へつながっています。

日本人は花見や花火が大好きですが、これは一瞬に咲き、一瞬で消え去るという儚さを感じるからです。人生も儚いことなので、一瞬の人生を全力で生きることを感じさせてくれるのです。全力で生きるとは、成功は一瞬であっても成功に至るまでの時間はその何倍も費やしていることを知ることです。

桜は花を咲かせる一瞬のために一年という時間を費やしています。花火も打ち上げて私達を魅了するまでに費やした時間は相当なものだと思います。自分の好きなことを実現させるために費やした時間が全力で生きているということです。一瞬で終わるものだから過程は関係ないと思ったり、手を抜くことを覚えたら、あなたにとっての大切な一瞬は訪れません。

この一瞬のためにこれまでの時がある。そのためのプロセスを大事にすることが全力を尽くし、一瞬で消えても後々までも残ることになるのです。

さて花火大会バーベキュー大会で同席させていただいたのがマジシャンのケイトオカさんです。イリュージョンを操る凄いマジシャンが目前でテーブルマジックを披露してくれました。コインを使ったもの、トランプを使ったもの、指輪を使ったものなど、どれもこれも驚くことばかりでした。目の前で実行してくれても秘密は分からないほど、見事なマジックでした。驚きと楽しさ、そして見破ろうと思うスリリングな気持ち、それらがマジックの魅力です。

ケイトオカさんのマジックは、今いる世界と違う世界へ誘ってくれます。