活動報告・レポート
2013年7月11日(木)
社会見学
社会見学
社会見学

小学校の社会見学で御坊市の新エネルギーパークと御坊発電所、そして稲むらの火の館を訪れました。午前8時30分にこの小学校を出発し、午前に新エネルギーパークと御坊発電所の視察をしました。

新エネルギーや既存の発電所の視察と勉強をすることは小学生にとって大事なことです。現在のエネルギーとこれからのエネルギーのあり方に関心を持てるきっかけになると良いと思っています。先週、この小学校に電気の授業を行ったところなので、今回は現場を視察することで、より知識と記憶が定着すると思います。子ども達はソーラーカーやゲーム感覚の展示物を楽しみ、楽しみの中から興味を覚えてくれたと思います。

社会見学

子ども達は発電所の規模の大きさや電気は無尽蔵に存在するものではなくて、作り出しているものであることを理解してくれたと思います。これは現場で感じたことですが、視察前に見送りに来てくれた保護者の方と話をした時に感じていました。それは子どもが、今日の社会見学をとても楽しみにしていたこと。電気につい事前に家で学習していたこと。家庭内で使用されている電気について親と話し合っていたことなどを知ったからです。子どもは関心を持ったことは熱心に勉強します。そんな事前の姿があったことと現場での学習態度から、今日の社会見学は成果があると感じています。

子ども達は社会見学用のノートに聞いたことや見たことを書き込んでいました。メモで埋め尽くされていくノートを見て嬉しくなりました。純粋な姿勢と学習意欲は人に幸せを伝えてくれます。子ども達の学習に接することで純粋さと素直さが学習の成果をあげられる方法であることを学べました。

懇談会

和歌山ゴールドライオンズクラブ初代会長を交えて懇談会を行いました。初代会長ですから10年前の会長であり、発足した時に今のクラブの原型を作ってくれた会長でもあります。平成24年度で退会したのですが、今も誰にも負けないくらいにライオンズクラブに愛情を持ってくれています。10年前の当時、初代会長のKさんが会社生活を終え、そして顧問も退職した65歳の時に和歌山ゴールドライオンズクラブが発足することになりました。

現役時代の人脈の幅が広いKさんにライオンズクラブ会員のお誘いがあり、しかも新設するクラブの初代会長に指名されたのです。それから10年間、私達のクラブ活動をリードしてくれました。

「65歳になって新しい友人や仲間に出会えるとは思ってもいませんでした。みんなは人生の宝物ですし、ライオンズクラブでいた人生は本当に素晴らしい人生でした。会社を退職した後にこんな素晴らしい活動に参加できたことは誇りであり、人生を彩ってくれました」という思いを伝えてくれました。

ライオンズクラブの本質は仲間づくりと仲間と行う社会貢献活動にあります。一人では出来ないことをみんなで実施することで成果が挙げられる。それがライオンズクラブの凄さです。資金も経験もないスタートしたばかりのクラブを一人前に導いてくれたのは初代会長です。結成式典を終えたときは「ホッとした」という思いがあるだけだったようですが、結成10周年記念式典では10年間の活動の思い出と、他クラブにも誇れる内容の式典になったことに感動してくれました。

「もう一人前のクラブになりました。お疲れ様でした。これからのクラブを頼むよ」という労いの言葉を掛けてくれました。

初代会長の功績には遠く及びませんが、10年間の歴史と誇りを今日、確かに受け取りました。基礎を作った後のこれからの活動が大事になります。「楽しいメンバーとおいしい料理があることは幸せなことです」と懇談会の最後に言葉を添えてくれました。これだけ一つのことを愛しているKさんの期待に応えていきたいと思います。