平成25年6月県議会定例会が閉会となりました。今回も県政の課題に関して一般質問や委員会で議論を交わすことができました。結果として本定例会に提出された議案の採決が行われ、議案は全て可決されました。私は全ての議案に賛成の意思を示しました。

本日可決された議案は次の通りです。

議案第75号平成25年度和歌山県一般会計補正予算
議案第76号和歌山県税条例の一部を改正する条例
議案第77号和歌山県の事務処理の特例に関する条例の一部を改正する条例
議案第78号和歌山県動物の愛護及び管理に関する条例の一部を改正する条例
議案第79号附属機関の設置等に関する条例の一部を改正する条例
議案第80号和歌山県道路占用料徴収条例の一部を改正する条例
議案第81号関西広域連合規約の一部の変更について
議案第82号訴訟の提起について
議案第83号調停の申立てについて
議案第84号工事請負契約の締結について
議案第85号工事請負契約の締結について
議案第86号工事請負変更契約の締結について
議案第89号平成25年度和歌山県一般会計補正予算
議案第90号平成25年度和歌山県営競輪事業特別会計補正予算
議案第91号平成25年度和歌山県営港湾施設管理特別会計補正予算
議案第92号平成25年度和歌山県立こころの医療センター事業会計補正予算
議案第93号平成25年度和歌山県工業用水道事業会計補正予算
議案第94号平成25年度和歌山県土地造成事業会計補正予算
議案第95号職員の給料等の臨時特例に関する条例

議案は以上です。同時に人事委員会委員の選任同意も賛成多数で可決されました。

追加議案として議員提出議案第2号は全員賛成で可決されました。この議案は「議会の議員報酬の臨時特例に関する条例」の改正についての提案です。この条例改正案を可決した結果、平成25年7月1日から平成26年3月31日までの議員報酬を5パーセント削減することになりました。

また提出された意見書案も全て採択されました。

• 「人権侵害の救済に関する法律」の早期制定を求める意見書
• 災害時に備えたラジオ送信ネットワークの強靭化対策の早期実現を求める意見書
• 「青少年健全育成基本法の制定」を求める意見書
• 南海トラフ地震対策特別措置法の早期制定を求める意見書
• 風しん予防対策に関する意見書
• 地方財政の充実・強化を求める意見書

以上6件の国に対する意見書が採択されたので、和歌山県議会の意思として国に提出することになります。

議案と人事案件、そして意見書の賛否については会派で話し合い決定しています。議案と人事案件については会派で考え方は一致しましたが、一つの意見書については意見が分かれました。このように議論した結果、同じ会派であっても考え方が違う場合があり、本会議の採決時の賛否の態度表明は異なることがあります。

この定例会も一般質問で議場に立つことができました。委員会も所属を変えて福祉と環境について質疑を交わすことができました。次回の定例会は9月になりますから、休会中も次に備えた活動を行うことにしています。