活動報告・レポート
2013年6月24日(月)
一般質問最終日
一般質問最終日

4日間続いた一般質問の最終日を迎えました。本日は三人が登壇して当局と議論を交わしました。明日からは常任委員会へと舞台は移ります。私はこの定例会から福祉環境委員会に主属することになりました。そのため当局と、明日の委員会に関する話し合いの機会を持ちました。

午後からは東南海・南海地震等対策特別委員会が開催されました。前年度に引き続きこの特別委員会に所属しています。今回は南海トラフ巨大地震対策に付いての最終報告のポイントの説明をありました。この最終報告は、中央防災会議、防災対策推進検討会議、南海トラフ巨大地震対策検討ワーキンググループが報告書をあげたもので、今後各省庁は、この報告書を基にして活動要領を策定し、国としての対策が示されることになります。

報告書によると、南海トラフ巨大地震の発生確率は極めて低いことから、東海・東南海・南海の三連動地震への対策が基本となることが示されました。つまり南海トラフ巨大地震に備えることは現実的ではないので、発生頻度の高いと思われる三連動地震対策を基本にする方針ですが、和歌山県では既にこの方向性で対策検討を進めています。

安全確保対策として、津波避難ビルの整備が記載されています。商業、公共施設、そして住居などの複合施設を建設することで避難ビルを確保することが示されています。このことから和歌山県として三連動地震で逃げ切れない避難困難地域に複合避難ビルを建設する場合は、財政措置を行うことを国に要望したところです。

また古い空き家が倒壊することにより道路が寸断されることへの対策の必要性も示されています。しかし和歌山県では平成24年度に津波からの円滑な避難に係る避難路沿いの建築物の制限に関する条例を制定しており、一歩進んだ対策を講じています。

その他の特記事項もあります。家庭で被災時の備蓄は1週間以上分確保することが示されています。従来は3日分の備蓄でしたが、大災害から生き延びるためにより多くの備えをすることとなっています。

また私が議会で取り上げた災害時要援護者対策として、避難支援を適切に行うことという記載があります。和歌山県では災害時要援護者避難支援ハンドブックを作成して、市町村などで活用してもらっています。早くから取り組みを進めていた分野なので、ここでも一歩先に進んでいます。但し、強力に推進するところまで発展していないので、引き続き福祉避難所の指定箇所の増加を求めたいと考えています。

和歌山県特有の問題として、紀伊半島への高規格幹線道路設置の必要性が報告されています。これは災害時には高速道路が応急対応に役立つことから、紀伊半島を一周する高速道路を整備することを、強く国に働き掛けることを確認しました。

これら最終報告書のポイントに基づいた対策を検討し、大災害に備える取り組みを行うことにしています。ただ和歌山県の防災対策と一致している対策が多く、和歌山県の対策が先行しているので全国の規範となれるようにより対策を進めたいと考えています。

イケ腹

イケてる腹プロジェクトに参加しました。数週間振りの参加だったことから、身体が緩んでいたので運動によって引き締めることを目的としました。エクササイズは約1時間でしたが、身体のバランスを保つために、偏った箇所を矯正する運動も行いました。

1時間後、汗をかいて気持ち良くなりました。エクササイズ終了後は身体がぐったりとなりますが、この心地良さが明日に向かう力となります。

月曜日の夜に運動することで一週間を乗り切れる気力が湧き上がります。身体と心は密接に関係することが分かります。6月最後の一週間は議会最終日を迎える週でもあります。今週も勿論、全力で活動するつもりです。