活動報告・レポート
2013年6月23日(日)
就職活動
就職活動

就職活動真っ只中の大学4年生と会いました。先週も会って励ましたのですが、今日会うと、活力に満ちていることが分かりました。意欲も謙虚さもあり、これなら大丈夫だと確信しています。就職活動に入るのが少し遅かったのですが、就職が人生の中の大きなものだと気付いてからの行動は素晴らしく、気付く力と行動力に感心しています。人は気付いてからの行動によってその後が変わります。気付いても行動を起こさなければ何も変わりませんし、自分の未来はその手で獲得できせん。しかし気付いてから意識と行動を変えることによって、未来は自分のところまで近寄ってきてくれます。後は自分の頑張りでそれを獲得するだけです。

今日会って、先週の話し合いからそのことに気付いてくれたことをうかがい知ることができました。長く構えていては願いを成就できません。7月末までに内定を受け取ることを明確な目標にして行動しているので、安心して支援できます。

それにしても就職機会を見つけることの難しさを実感しています。毎年の事ですが、卒業予定の学生さんと会うと活動の大変さが分かり応援したくなります。地方都市に一番必要なことは仕事です。特に新卒の若い人が、正職員として働ける環境を作ることが最大の課題です。県政だけでは全てを配置することはできませんが、企業を受け入れる環境整備と誘致活動に力を注いでいます。和歌山市もそうですが、それ以外の市町村でも仕事が最大の地域の課題となっています。働く場所があると若い人が卒業後に戻ってくれると話してくれる人もいます。雇用対策は地域にとって最優先課題であり、常に取り組み姿勢を保っておきたい課題です。

ところで40歳を超えている障がい者の人の就職について話を聞かせてもらいました。ある障がいの抱えている人が仕事に就きました。そのことをとても幸せに感じているという話です。それまで何十年も働ける機会がなかったのですが、ようやく雇用されることになりました。毎朝起きて、何が幸せかと尋ねられたのです。答えは「毎朝、出勤できる事です。朝起きてどこにも行くところがないと希望はありませんが、働ける場所があるだけで幸せに思うのです」というものでした。

朝起きて「今日も仕事か。休みたいなぁ」と思うことがありますが、毎朝起きた後、出勤できる会社があるだけで幸せなことだと気付いて欲しいと思います。働けることがどれだけ幸せなことなのか。それに気付くだけで、毎朝、幸せな一日が始まっていることを知ることができます。

毎日が幸せに囲まれて始まっている。仕事があるということは、毎日が幸せであるということです。是非とも就職活動中の学生の皆さんには、就職の内定を得て将来の幸せを掴んで欲しいと願っています。

その他
  • 介護について話し合いしまた。家庭で介護をしていると家族も心労を伴います。我侭になったり、話していることが理解できなかったり、排泄が自分でできなかったりすると、忽ち、家族の心労はピークに達します。介護の話の依頼があると、介護施設の存在に感謝するばかりです。
  • 学力や学校での生活態度など教育問題について話し合いました。学力もしつけも社会で生きるためには必要なことです。学校と家庭が協力して作り上げていくことの必要性を感じています。
  • 文化活動に取り組んでいる皆さんがいます。和歌山県内で素晴らしい実績を上げ、それを積み重ねている皆さんの功績に触れて素晴らしいと感じています。文化活動は長く続く地道な活動ですが、しっかりと着実に続けられる意思があり頼もしく感じました。