活動報告・レポート
2013年6月21日(金)
県議会一般質問三日目
訪問

午前8時過ぎから二人の方を訪問いたしました。一日の始まりとなる仕事前の時間に会うと、「おはようございます」の挨拶から入れるので気持ち良い会話が成立します。Nさんからは一般質問の放送を見たこと。Sさんからは食事会の案内をいただきました。

何人かの方と朝の挨拶を交わして始まる一日はとても爽やかです。

その後、会話を交わして県議会に向かいました。また何人かの方からテレビを見たことに対しての意見や感想をいただいています。反応があると心身とも活力が出てきます。「とても感動しました。質問には力強さを感じました」という意見もありこの一言で、今日も頑張れる気持ちになります。言葉には人を動かす力があると、つくづく思います。一日が良い始まりになるのも、そうでない一日になるのも、言葉が影響しています。

家族や友人と明るく「おはようございます」と挨拶を交わして出掛けられると、仕事に向かう途中も楽しくなります。ところが問題が発生し挨拶をしないで家を出てしまうと、帰宅するまで気になるものです。そんな一日は仕事に対しても気持ちが乗っていきません。

一日の始まりを気持の良いものにしたい。そんなことを思いました。

県議会一般質問三日目

一般質問の三日目です。今日も4人が登壇して県政に関する質疑を交わしました。アジア諸国との交流や教育問題などの質疑があり、これらの問題が課題となっていることを改めて認識できました。アジアとの経済交流の機会は、これまでそれほど多くありませんでした。しかしASEAN共同体に参加する予定の国は発展途上にあり、今日の質問で取り上げられたインドネシアは人口2億人強もあり、人口では中国、インド、アメリカに次ぐ大国であることを知らせてくれました。これだけ大きな市場がアジアにあるのですが、これまでの交流は少なかったのですから、昨日の一般質問で取り上げたマレーシアなどと共に経済交流の機会を作って欲しいと感じました。

そして議会の途中、来週開催される委員会についての意見交換を行いました。この定例会から福祉環境委員会に所属変更となりました。環境問題については電気自動車の整備計画とPM2.5の問題を考えています。福祉問題については福祉施設の耐震補強と高齢者見守り隊の状況について質問する予定です。

報告会

夕方から某組織の報告会に参加させてもらいました。挨拶の中でこの定例会で取り上げた一般質問の内容とエネルギー問題について触れました。和歌山県経済の将来の発展の可能性を求めてASEAN共同体との経済交流の必要性を訴えたことや学校教育の問題。そして電力問題についても言及しました。関西の産業を支えている電力が不足している事態が続いています。先進国で電力が不足事態に陥っていること自体がおかしなことで、経済活動に必要な電力が不足していることが企業活動を停滞させるひとつの原因になります。

もうひとつは、エネルギーコスト負担の増加分を価格に転換できないことから利益が圧縮されることが課題です。コスト負担が増えた分の削減は容易ではないことは認識しています。これまで県内の各企業はギリギリまで省エネルギーの取り組みを行っているからです。省エネルギーには相当のコストをかけていますし、これ以上削減幅がないことから、更にエネルギーコストを下げることは厳しいのです。

そんな各企業の経営者からの意見を交えて、エネルギーの安定供給と価格の安定がどれだけ大切であるかを説明いたしました。

その他

夕方からは懇親会に参加しました。今回取り上げた公立学校の問題やアジアからの観光客の受け入れについて意見交換を行いました。和歌山県内でアジアからの観光客の受け入れの仕掛けを行っている方も参加してくれたので、今日のインバウンドの話は有意義な意見交換の機会となりました。