活動報告・レポート
2013年6月19日(水)
県議会一般質問

平成25年6月県議会定例会一般質問が始まりました。初日から白熱した議論が交わされ、議会が始まったことを実感することができます。やはり一般質問は議員と県当局と真剣な議論の場であり、議場では非常な緊張感があります。緊張感のある中での議論は議事録では感じられない言葉の意味を感じることができます。

同僚議員が取り上げた県内公立中学校の問題については、言葉に熱意が入っていたことから迫力のある議論が展開されました。明日、私は同様の問題を取り上げますので、さらに議論を深めたいと考えています。

さて議会の合間には4つの議員連盟の総会が開催されました。平成24年度の活動結果と決算、平成25年度の活動方針と予算が全て了承されました。中でも県内の高速道路を初めとする主要道路計画の進捗状況について説明を受けました。

和歌山南スマートインターチェンジは、平成25年6月11日に連結が許可されています。接続道路は県道和歌山橋本線で、供用は平成30年度、予算は約35億円となっています。

かつらぎパーキングエリアインターチェンジも今年6月11日に連結協議が整いました。供用目標は平成25年度の京奈和自動車道紀北東道路に合わせた供用を目指すことにしています。

湯浅御坊道路の4車線化も今年6月11日に事業許可されています。御坊市野口から有田市天満までの19.4kmで、事業費は約710億円となっています。残りの区間である御坊と田辺間の4車線化は、早期完成に向けた要望活動を行うことにしています。議員連盟として今月中に要望活動を行うことにしています。

明日の一般質問に関して当局と打ち合わせを行っています。今回は国際交流と学校教育問題についての質問を行います。そのため質疑の内容について最終となる議論を行いました。姉妹都市とは文化交流と経済交流の機会を作り出すことが課題ですが、国内市場と違い、外国市場進出の難しさを感じることがあります。イスラム圏やアメリカとの経済交流は中長期的課題として捉えています。県内事業者の皆さんがこれらの国々との経済交流を求めてきた時に対応できるような情報と体制を整えておいて欲しいと思います。

今回の一般質問の通告内容は次の通りです。


最初は本県の国際交流についての質問を行います。

  • マレーシアのハラル市場への進出可能性や期待とイスラム国との観光振興面での期待について
  • タイ王国訪問による観光面での成果、タマサート大学の人材の県内企業での活用の意義や考えと今後の取り組みについて
  • インド訪問の目的と今後の展開について
  • フロリダ州との交流について

続いて田辺市内の公立中学校の問題について質問します。

  • 第三者委員会について
  • 県教育委員会のこれまでの取り組みと今後の取り組みについて
  • 市立学校で発生する案件に対する県教育委員会の役割や責任、市教育委員会との関係について
  • これまでの解明に向き合っている経緯と今後の取り組み方針などについて

以上が通告内容です。明日は午前10時から一般質問を予定しています。