活動報告・レポート
2013年6月12日(水)
県議会二日目
県議会二日目

県議会定例会は二日目を迎えました。本日は追加議案の採決、議長と副議長の選出、委員会構成などがありました。常任委員会は福祉環境委員会、特別委員会は東南海・南海地震等対策特別委員会と予算特別委員会の委員に就任することになりました。この定例会から新しい委員会で活動をすることになります。本会議終了後に特別委員会が開かれて委員長などを決定しました。

また国に提出する意見書が採択されました。これは防災と減災のために国土強靭化基本法の早期成立を求めるものです。和歌山県にとって大きな課題のひとつに東南海・南海地震対策があります。対策を講じているか講じようとしていますが、そのためには財源が必要です。和歌山県として防災・減災等に資する国土強靭化基本法を早期にさせてもらいたいという意見書を国に提出することで私達の思いを実現させたいと思います。

この意見書は次の通りの文面です。

「東日本大震災は、全国各地に未曾有の被害をもたらし、また本県を含む紀伊半島においても、台風12号による豪雨災害により甚大な被害を被った。

また、東海・東南海・南海地震がいつ発生してもおかしくない状況にあり、必要な事前防災及び減災に資する対策が講じられた災害に強い国土づくりは、喫緊の最重要課題である。

そのためには、人命の保護が最大限に図られること。国家及び社会の重要な機能が致命的な障害を受けず、維持され、我が国の政治、経済及び社会の活動が持続可能なものとなること。国民の財産及び公共施設に係る被害を最小限にすること、迅速な復旧復興が図られることがそれぞれ必要であると考えられる。

よって、国におかれては、大災害から国民の生命、財産を守り、我が国経済社会の発展及び国民生活の安定向上を図るとともに、今後長期間にわたって持続可能な国家機能及び日本社会の構築を図るため、「防災・減災等に資する国土強靭化基本法」を早期に制定されるよう強く要望する。」

以上が意見書の文面です。和歌山県として必要な対策を講じるためにも国に働き掛けていきます。

連合議員団会議

夕方からは連合議員団会議総会が開催されました。本総会で提案された議案は全て可決されました。平成25年との活動は発言力を高められるようにすることを話し合いました。

また和歌山県でも市町村でも議会が開会されているので、議会での活動報告を兼ねて各議員から活動報告を行いました。

私からは県議会の状況や来週の私達改新クラブの一般質問についてなどを報告いたしました。小さくても発信していく力の大切さに気付きました。人は見ていないようで見てくれているのです。前回の統一地方選挙から2年が経過しています。自分達の活動を見直しする機会となりました。

就職問題

就職問題について話し合いました。来年卒業する生徒の就職戦線は佳境を迎えていますが、内定を取れている生徒からの話は余り聞きません。むしろ就職活動中の皆さんの声を聞く機会が多くあります。考えてみると当然のことで、内定を得ている生徒が就職で焦っていることはなく、今活動をしているのは就職活動をしている生徒ばかりだからです。

和歌山県内において募集人員を増やしている企業は少ないと思います。依然として狭き門ですが、地元で正職員として働きたという希望者が多く希望を叶えたいのですが、現実は受け皿が十分ではないのです。夏休みまでには内定が取れるように活動目標を定めることを話し合いました。