定例会での一般質問に関して当局と打ち合わせを行いました。ハラル市場をどう見ているか。タイ訪問の成果はどうだったのか。そしてインド市場などアジア市場への進出などを取り上げます。最近の状況と今後の考え方について意見交換を行いました。
第二回紀の国わかやま国体・紀の国わかやま大会実行委員会が開催されたので出席しました。開催年まで2年となり決定すべき課題を詰めていく時期になっています。本日提案された全ての議案は承認されたので、今後はこの計画に基づいて仕事を進めることになります。
さて開会式と閉会式会場整備基本計画も決定されました。開会式は約24,000人の参加者があると予想していることから、それを前提にした安全で楽しめる開会式にすることを目指しています。会場は安全を第一に利用し易い快適な会場にすること。環境負荷の少ない施設整備に配慮し、簡素でコンパクトな整備を図ること。全国からの参加者を温かく迎え県民参加による会場装飾で会場を盛り上げることが決定されました。そして6つのポイントが伝えられました。
1.安全性の重視。安全性を最優先した会場を作ります。2.快適性の追求。ユニバーサルデザインとマルチメディアを活かした会場を作ります。サービス施設や情報伝達設備など全ての人が快適に利用できる会場を目指すことになりました。3.環境への配慮。3Rを基本とした会場作りを行います。4.簡素でコンパクト。会場周辺の既存施設も活用し、効率的な会場作りを行います。5.和歌山らしさ。和歌山の魅力を体感する会場作りを行います。6.県民総参加。会場装飾やおもてなしなどに多くの県民の皆さんの参加で、大会の盛り上げを図ります。
以上が開会式と閉会式の基本設計です。注目しているのはユニバーサルデザインの思想を取り入れていることです。言うのは容易いのですが実施するのは簡単ではありません。先に開催した府県でも同じ設計思想を取り入れていますから、それらを超えるユニバーサルデザインを実行する必要があるからです。物真似では納得できないものとなります。関わる全ての人が快適に利便性を感じるユニバーサルデザインは時代と共に進化するものですから、過去最高の設計をしなければならないと考えます。
紀の国わかやま国体と紀の国わかやま大会以降の大会のモデルとなるような水準を目指して欲しいと願うものです。
もうひとつ特記します。開会式と閉会式で和歌山県の魅力を発信することに関して、皆さんの協力を求めることです。県民の皆さんから開会式と閉会式のアイデアを募ります。昭和46年の黒潮国体においては、紀州おどりや串本節などの演目に多くの県民の方が参加しています。今回も参加と後々まで語り継がれるような式典にするためにアイデアを募集するものです。
「開会式や閉会式でこんなことができる。こんなことがしたい。」というアイデアを実行委員会にお寄せ下さい。応募要領は後日実行委員会から発表される予定です。
以上のことなどが決定されて第二回総会が閉会しました。大会に向けた盛り上げを図りたいと考えています。
同僚県会議員と一般質問に関して議論を行いました。同じ質問を取り上げる予定となったことから質問内容が同じにならないように調整したものです。明日も協議を行い、有益な一般質問にしたいと考えています。
夜は懇親会に参加しました。大阪市内から経営者が和歌山市に来てくれて、女性企業家と男性との関わりについて議論を行いました。女性の社会参画を更に図るために大阪市内でチーム作りをする計画があります。具体的な仕事の相手企業が決定していることから今後の展開が期待できる内容になりました。継続して関わりたいと考えています。
詳しい内容は控えますが、若い経営者達と懇談する機会をいただきました。発想と熱意が感じられたので、彼らの計画を支援したいと考えています。「和歌山県は人材育成がうまくいっていない」という県外経営者からの意見があることを知りました。人材を育てることが最大の活性化のひとつだと思いますが、それが上手くいっていないのは大きな問題です。和歌山県を支えてくれる次世代の方が和歌山県を諦めるような空気があるようで、それがやる気と情熱を削いでしまうことを懸念しました。熱い彼らの情熱に応えられる県でありたい。そう感じました。