活動報告・レポート
2013年6月9日(日)
懇談の機会
懇談の機会

東京から知人が訪ねてくれました。最近の情報を持って帰ってくれたものです。ビジネスの話が中心でしたが、人として守るべきことも伝えてくれました。

ひとつ。場所というものが大事であること。活動する場所、住む場所、取引するための場所という土地が関わる人に影響を与えるということです。神社や神様が宿る神域というものかあります。神域の近くにある場所を人が利益のために売買することは避けたい行為だということです。

ふたつ。見えないものが都に影響を与えること。神社は力のある場所に存在しています。進学や転勤でそこに住むことになった時、最初にすべきことはその地域の守り主である神社にお参りすることです。ご縁をいただいてその地域に住むのですから、そこの神様に「ご縁をいただいてここで生活することになりました」と言葉を伝えることが大事なことだそうです。人は見えるものを信じていますが、見えないものが人を動かしています。心や魂、そして思いやりなど、確かに見えないものが人を動かしています。神様を敬う気持ちも見えないもののひとつです。ご縁を大切にすることで道は開かれるということです。

みっつ。仕事をしていて、この人とは価値観が違うと思う時があります。そんな人と仕事をしていても成果はあがりません。価値観が同じ人と仕事をすることで成果は得られますし、気分の良い仕事になります。信仰心が厚いということで一緒に仕事を始めたそうですが、人に対する思いやりや配慮が全くなく「本当に信仰心があるのだろうか」と疑問に感じたそうです。仕事で一緒に九段に行った時、仕事のパートナーに対して「靖国神社にお参りしてから仕事に入ろう」と話をしたところ、「仕事に関係ないから」と辞退したそうです。この国を守るために生命を賭してくれた人を敬うことは人として当然の帰結だと思うのですが、パートナーがそんな気持ちを有していないことを知り「この先一緒に仕事をしていると決裂するな」と感じたのです。その時点でその仕事を共同で行うことを止めました。

決裂する前に一緒にいることを止めること。引くことも大事なことかも知れません。

6月定例会

和歌山県議会6月定例会が来週11日から始まります。6月28日の閉会まで、提案された議案を中心に議論が交わされることになります。今回は会派としてアジアとの交流について取り上げることになります。ひとつはマレーシア視察結果の報告とイスラム市場への産品の輸出の可能性についてがテーマになります。イスラム圏は豚肉やアルコールなどを排除していることから、ハラル市場への参入は壁がありますが、決して超えられないものではありません。果実や和歌山県の加工品であれば参入の可能性があると思います。大阪商工会議所ではハラル市場を目指した動きがあるように、これまで取引関係が薄い国との交流も検討材料となると思います。

もうひとつがタイやインドなどの市場です。和歌山県知事がタイを訪問し交流の契機を作ってくれました。またインドへの訪問の計画中なので、これからの巨大市場への参入についても議論ができそうです。

これら和歌山県として可能性のある交流機会を活かすための取り組みについても皆さんの関心事項のひとつです。事実、和歌山県知事のタイ訪問の成果についての報告会をして欲しいという要望もいただいています。行動の結果を明らかにすることで理解と協力が得られます。アジア諸国の交流に関して話を交わしたいと考えています。

明日からは県議会定例会に関する動きを始めます。調査している事項もあるので、現状調査と関係者との話し合いを行い、取り上げるべき項目を絞りたいと考えています。できれば議会の傍聴に行きたいという要望もあるので、皆さんの意見を何らかの形で取り上げることで期待に応えたいと考えています。