活動報告・レポート
2013年6月5日(水)
模擬例会
模擬例会

和歌山ゴールドライオンズクラブ例会を開催しました。今回は模擬例会なので次期会長、幹事が例会の運営をすることになります。一年前のこの時期の模擬例会では、私と現幹事が例会を進行したことを思い出します。誰でも経験があると思いますが、座る位置が違うと視点が違います。前の席で全体を見渡せる場所に座ると責任感をずっしりと感じるのです。座る位置が違うだけで責任の重さが違うのです。そんなことを感じたなぁと思い出しながら例会に参加しました。石川次期会長が会長としての抱負を自分の言葉で話してくれ、そして下敷幹事も抱負を述べてくれました。新鮮さと、新しいクラブになるということを感じることができました。

模擬例会まで来ると本年度の例会は最終例会を残すだけとなりました。そして新旧合同理事会がありますが、これは新しい三役に一年間の経験を継承する場でもありますから、自分達現在の三役のことよりも新三役のことに重点を置くことになります。組織は継承する力であり、つなぐことが最も大事なことです。和歌山ゴールドライオンズクラブでは、それが出来ていることを実感できる例会となりました。

それは今日の例会で次の言葉から感じることが出来たからです。次期国際会長のスローガンは「夢を追いかけよう」です。英語では、Follow Your DREAMとなります。夢を追いかけて、その夢の実現に向けて懸命の努力をし、ライオンズクラブの未来が明るくなるように尽くして下さいと続きます。夢を追いかけられる社会奉仕団体がライオンズクラブなのです。

スローガンのDREAMが大文字なのは、夢があなたにとって特別なものであることを伝えていると思います。夢は誰でも持っているものであり固有のものです。活動を通じて夢と向き合えることは素敵なことです。こんな期待感を持って新年度につなげられることを嬉しく思います。

現三役の任期はあと一ヶ月となりました。月並みですが長いようでとても早い一年でした。でもとても充実してやりがいと達成感を感じることができました。人生の中でこんな充実した社会奉仕活動に携われる機会はもうないと思います。たった一度の経験をさせてもらったことに感謝し、これからも活動を通じて夢を追いかけたいと考えています。

素晴らしいスタートを切った模擬例会だったことに満足しています。

社葬

和島興産株式会社島和代社長の社葬に参列させていだたきました。和歌山ビッグホエールにて社葬が執り行われましたが、本当に心に染み入る社葬でした。島社長の人生に接することができ、若い時の苦労と最近の地域活性化に情熱を燃やした姿まで、素晴らしい一生であったことを感じました。全力で生きた人生はみんなの心に残り、そして励ましてくれるようです。一夜にして現在の成功があった訳ではありません。長い年月を通して成功する現在に向かっていたのです。

やりたいことをやれる人生。誰もが望んでいるのですが人生への恐れから勇気を出すことができません。そんな人生の課題に踏み出した島社長の強さと明るさを、改めて凄いと感じました。

本当にお世話になりました。心から感謝の気持ちを伝えさせていただきます。ありがとうございました。

その他
  • 過疎化が進展している地域の課題について意見交換を行いました。過疎化が進展することで、若い人たちを迎え入れる定住対策が実行されないという課題があります。現在すべきことで取り組みがいっぱいになり、若い人の雇用や就労対策の優先度合いが低いように感じます。地域の人が望むことを優先させることは大切ですが、将来のまちの姿を描き、少しでも前進させることも大事なことです。そんな話し合いを行いました。
  • 再生可能エネルギーの取り組みに関しての協議を行いました。再生可能エネルギーが採算性の事業として実行できるのは、平成25年度が最後だと思っています。事業化が遅れ進展しないビジネスをいつまでも支援することはないからです。権利を確保することと事業化することは違います。優位な買い取り価格の権利を主張したとしても、事業化できる人が存在していなければその権利は紙くずです。権利の上に胡坐をかいている人は利益を得ることはできないのです。本来の主旨に則って事業化を進めている人のところに微笑が訪れます。