「できないものはできない。だからできることに挑戦すべき」と教えてくれました。サツマイモで発電をする方法の話をしていたときのことです。それを聞いていた人が「サツマイモで発電ができるのであれば、雑草でも発電できる方法を考えたらエネルギーは無限にある」と言いました。それに対して「雑草はエネルギー量が少ないので、燃やしても発電に必要なエネルギーを取り出すことができません。燃やすだけなので発電に用いることはできません」と答えてくれました。
つまりできないことをどれだけ追求しても理論的にできないのであって、それを追求し続けることは無駄なことだと言えます。それに対して今はできないけれども、突き詰めるとできる可能性があれば、やってみる価値はあるのです。サツマイモで発電をすることは今はやれないけれども、やってみれば可能性はあるという発電方式だそうです。
できることに挑戦し続けることが、しなければならないことです。残念ながら、できないものはできないのです。野球でイチロー選手のようにメジャーで活躍すると思っても、野球をして才能が花開かなかった人には、それは決してできません。オリンピックに出場したいと思っても、何の競技で目指すのか定まっていない人には出場できません。勉強していないのに自分でやっているように思っている人は、東大を目指して勉強をしている人のように東大に入れません。
できないことはできないのですから、できることを見つけてそれに挑戦することが、今やるべきことなのです。
サツマイモで発電はできるかも知れませんが、雑草で発電することはできないのです。できないことを追求する時間は成果を生み出せないので、もったいない時間となります。
例えばスマートフォンを使いこなすという目標は、できる目標です。スマートフォンは誰にでも使いやすいことを目指した商品だと思います。スマートフォンの操作ができないのは、やろうとしていないだけなのです。やろうとすればできるものの典型です。このように今はできないとしても、やろうとすればできることを見つけて、それに挑戦する姿勢を持つことが大事です。
他にもあります。早起きをして午前6時30分からの研修会に出席することは、簡単ではありませんが、やろうと思えばできることです。できないのはやる気がないか、やることに価値を見つけていないのでやらないだけのことです。やろうと思えばできることをやる。
やれないことは追求しない。この姿勢で次々に発生する問題に対処したいものです。
平成25年度殉職警察職員、殉職消防職団員及び警察・消防協力殉難者慰霊祭が執り行われたので、来賓として参列させていただきました。志半ばにして無念の気持ちでこの世を去った職員さん達の御霊に心から哀悼の意を示させていただきました。職務を追及し帰らぬ人となった職員の皆さん、そしてご遺族の皆さんの気持ちを思うと、言葉は見つかりません。警察や消防は命を掛けた仕事、それ以上の使命を帯びた役割のものです。この仕事に就いたからには命を賭して使命を全うする覚悟があったと思いますが、それでも無念に思います。これから責任ある仕事に就く人、これから警察や消防、そして社会を支える志の高い皆さんがこの世を去りました。190人以上の殉職された職員さんの御霊に尊敬の気持ちを込めて心から敬意を称します。
平成25年7月7日に開催予定の和歌山巴里祭に関して、関係箇所と日仏協会を訪問し、支援の依頼を行いました。今回は地元のウインズの皆さんにも出演してもらうコンサートとなり、今まで以上に盛り上げたいと実行委員会として思っています。和歌山県を盛り上げる、そしてシャンソン文化の普及を目指して活動を行っています。
- 学校内でのいじめの問題について協議を行いました。学校内の出来事に関して、学校関係者以外は分からないことがたくさんあります。いじめの被害に遭っている生徒は内なる声で助けを求めていますが、その声が届いていない場合があります。先生も生徒も、そして保護者でも気付かない事例があり、表面的には楽しんで学校に行っているようでもそうでないことがあることを知りました。衝撃的な内容の案件にも接し、単なる気付かないただけでは済まされない問題を秘めていることも分かりました。本気で向かい合い解決を図る姿勢を持つこと。それが先生や学校、大人がいじめ問題に関る姿勢です。
- 夕方からの研修会にお招きをいただき、簡単に最近の状況を中心とした県政報告を行いました。短時間でしたが質問もいただくなど議論を深められたと感じています。経済や安全保障、エネルギーの安定など国も県も課題は山積していますが、できることから対応しています。
- 研修会の後、別の団体の懇親会に参加しました。社会奉仕活動や和歌山市の課題に関して議論を交わしました。