組織を率いる立場の人のあり方について話を聞かせてもらいました。自分が組織のリーダーになった時にまず考えるべきことは、皆さんから預かった組織を大きく発展させることです。少しだけでも大きく発展させて次のリーダーに引き継ぐことが目指すべきことです。しかし組織拡大だけがベストではありません。時代背景などによって発展させることが難しい時期もあります。そうすると預かった組織を最低限、預かった時と同じ組織力を保ち、次のリーダーに引き継ぐことが考えるべきことです。
預かったままの状態で次に引き継ぐことができたら、組織のリーダーとしては及第点なのです。数年間にわたり組織を維持することは簡単なことではありません。外部環境は変化しますし、人の姿も気持ちも変化するからです。ひとつの状態を5年間保つことは難しいことですから、一般的に2期4年リーダーとして君臨する場合、前のリーダーからバトンを受けた状態のまま次のリーダーにバトンを引き渡すことは余程の活動をする必要があります。何もしないでいると、或いは引き継いだまま組織運営をしていると発展どころか後退することになります。
組織を預かる者の務めとして組織力を保ち次の世代にバトンを渡すこと。それが使命です。後退させるようなリーダーを冠に頂くと、当該組織は不幸な結果が待っています。
そしてリーダーは相手のことを良く知っておくことが大切です。挨拶の内容や祝電の文面にそれが表れるからです。式典などの挨拶をさせていただくことがあります。主催者のことや当該イベントのことを良く知っていれば、雰囲気や状況に応じてどんな挨拶にでもできます。しかし相手のことを知らなかったり、主催イベントの内容を把握していなければ中身のない挨拶になってしまいます。挨拶の内容に膨らみや発展性がないからです。
式典の代理出席者が読む一般的な挨拶になってしまうと面白みがありません。勿論それでも出席者は来賓の挨拶はそんなもんだと思っているので問題はないのですが、主催者の感じ方が違ってきます。「この来賓の人は自分のことを良く知ってくれている」だとか「こんな小さなエピソードを覚えてくれていた」など思ってくれるとすれば、信頼感は増します。挨拶や祝電の内容は、主催者や招待してくれた相手の立場を尊重するものにしたいものです。
式典の主催者が初対面の方であったり、その式典に参加するのが初めての場合、挨拶の内容を構成するのに苦労します。やはり式典の前に一度は会っておくことが大切な行為となります。そんなあと一つの行為をすることが、後々大きな差となるのです。
身内の不幸事があり、夜に河内長野市まで走りました。先週、突然入院して手術をしたのですが、わずか一週間程でこの世を去ることになりました。とても信じられない出来事です。この事実を一番信じられないのは本人だと思います。入院をした時はまさか自宅に帰れないとは思ってもいなかったようです。安らかなお顔をしていましたが、手術後は苦しい思いをしたと伺いました。心からご冥福をお祈りしています。
人の命は、明日はどうなるか分かりません。やりたいことを後回しにしないように、今日やりたいことは今日やる習慣を身に付けたいものです。旅立ちの日に、心からご冥福をお祈りしました。
- 参議院選挙の状況について話し合いを行いました。現在の経済政策が評価されている通りの結果となりそうです。
- 安部首相から、小学校の英語教育を正式な科目として実施することを検討したい旨の発言がありました。国際社会に生きる子ども達のために是非とも早期に実施して欲しい教育です。それが実現することを目指し、もう次の平成26年度に向けての話し合いを行いました。
- 日本で一番きれいな公衆トイレが鳥取県倉吉市にあると聞きました。和歌山市内の有志の皆さんが、この日本一きれいなトイレの視察に行くことになりました。和歌山市内にも片男波の八の字公園の公衆トイレは地元の皆さんの管理が行き届いていてきれいなのですが、それ以上の公衆トイレがあるとの評価があるトイレの視察に行き勉強してくれるのです。成果を持ち帰って、より良い快適なトイレを作ってくれることを期待しています。