水資源を守るための方策に関して話を伺いました。これは外国人が日本の土地を買っている実態があり、日本の場合は土地の所有権を取得すれば、そこにある水資源の所有権も保有することになるので問題になるという観点からの話し合いです。
林野庁によると平成24年度に外国人資本が取得した日本の森林は8件で16haとなっています。取得者は、中国、オーストラリア、台湾、英領ヴァージン諸島、アメリカ合衆国です。そのほかに国内の外資系企業による森林の取得は4件で130haとなっています。
そしてこれまでに外国人資本が取得している日本の森林は、68件で801haとなっています。最も多いのは北海道で57件の732haで大部分を占めています。
和歌山県の森林で外国人資本が取得している事例はありません。これまで和歌山県議会としても問題視して国に意見書の提出をするなど議論は進めています。ただし現在のところ条例化はしていません。
実効性のある歯止めを整える方が効果的であると当該部局が判断しているためです。その歯止めとして、無許可伐採と無届伐採の防止に向けた森林関係法令の周知徹底と伐採監視強化を図っています。森林法の該当する項目は、1ha未満の森林の所有権の移転について把握することができるようになっていることです。そこでこれらの所有権移転がなされた水源を保全するために、無届伐採の規制を強化し森林を県の財産として守ることに万全を期することにしています。
参考までに和歌山県の森林は、全体で36.3万ha、民有林は34.5万ha、国有林が1.8万haとなっています。森林法に基づく伐採許可申請や伐採の届出が必要な森林は民有林の99.8パーセントとなっています。
現行の森林法が順守されるなら、森林を適切に管理できると考え、周知徹底を図っているのです。所有権を制限することはできませんから、和歌山県としては森林法を順守することで森林を守ろうとしています。このことが水資源を守ることにつながります。
キルギスタンはわが国では余り知られていませんが、ロシアから独立したキルギスタンは、カザフスタンやウズベキスタンに囲まれた国です。このキルギス共和国名誉領事館の設置が進められています。日本との関係は深くないように思いますが、観光や農産物の輸出入などで関係を構築したいと考えているようです。キルギスタンの名産は胡桃や蜂蜜でと伺いました。
本日は名誉領事館予定場所を訪れて関係者の話を伺いました。直行便はなく関西空港からは10時間以上の飛行時間を要する国なので、少し遠く感じます。
現在のところ余り交流がないということは、これからの関係構築次第では可能性を秘めた国であるとも言えます。折角ご縁をいただいたので、この国について調べて可能な取り組みがあれば考えてみたいところです。
ニードル法という技術があります。枯れかけている松や桜などの元気を蘇えらせる技術です。また果実にニードル法を施術すると甘くて実が大きい果実に育ちます。植物の電圧が高いところに針を打つことで電圧を高められるので、植物本来の持つエネルギーが発生するというものです。人間のツボに針を打つような方法です。
既に奈良公園の松が回復していますし、吉野の桜も回復させようとしているところです。
全国で枯れた植物の再生や美味しい果実を生産するために技術を取り入れようとしている段階です。和歌山県でも取り入れたいと思い実証実験中となっています。普及するには実証実験と民間での採用が必要となるため時間を要しますが、和歌山城や和歌の浦の松や桜を守るためにも、また果実の競争力を高めるためにも検討したい技術です。
- 企業立地に関して協議を行いました。同時に二つの会社から、和歌山県進出を検討しているという依頼をいただきました。検討段階なので、今後はどう展開するかは分かりませんが、場所と敷地面積、そして凡その価格などについて話し合いました。企業立地は和歌山県最大の課題のひとつだと認識していますから、普段から力を入れている活動としています。是非とも和歌山県に進出してもらえるように支援を行う予定です。
- イケてる腹プロジェクトに参加しました。少し期間が空き久し振りの参加となりました。ボールを使ったトレーニングや体幹を鍛えるトレーニングを中心に汗を流しました。とても気持ち良く、明日からの活動に元気を持ち込めます。