午前6時30分からの朝の勉強会に出席し、朝型に変えて会社の成長が始まったという株式会社ダイエックスの戸田栄造社長の講話を聞きました。私が学んだ講話の要点を以下に記します。
心構えとしては自分から世界を変えていくべきであり、周囲が自分に合わせてくれるような変化はないということです。朝、起きて「会社に行くのが楽しくない」と思うことや、「一日が楽しいことかないだろうなぁ」と思っていている、その結果が現実のものとなり、やはり今日は楽しいことが起こらなかった一日となります。
しかし「毎日が楽しくて仕方がない」と思っていると、本当に楽しい毎日が訪れるのです。それは自分の心が変わることで変化が訪れるからです。
朝、目が覚めたこと、挨拶を交わすこと、立って歩くこと、朝食を食べられること。これらのことは当たり前の朝ではなくて、とても有り難いことなのです。今晩寝た時、明日の朝確実に目が覚める保証はありません。明日の朝も、今日と同じように挨拶を交わすことができるとは限りません。立ち上がって歩けるとは限りません。当たり前と思っていることが、当たり前ではないことばかりです。
これらの行動が自分の力でできていることを自覚すると自分は変わりますし、行動が変わると周囲が変わります。
朝という文字を分解すると十月十日となります。この期間は赤ちゃんが母親の胎内にいる期間と同じなのです。この期間を過ぎると人は誕生します。誕生すると時は無限の可能性があり希望を持って生まれるのです。毎朝、目が覚めることは、毎朝、この世に生まれてくる。つまり誕生を迎えていることなのです。朝目覚める全ての人は、毎朝、誕生する命を持っているのです。今朝を生きている、生かされているという喜びを感じることができるなら、毎日を迎える意識は違ってきます。こんな素晴らしい生命の輝きと共に朝を迎えているのですから、喜びのない一日はあり得ないのです。だから毎日、楽しく過ごす気持ちを持つことが当然のことなのです。
そう信じる人は毎日が幸せに感じるものであり、信じない人はそうならないだけのことです。
そんな人の氣は満ちてきます。大きな声での挨拶、相手の目を見ての挨拶など、声や態度に表れますから、氣が充満している人と一緒にいたり、その部屋にいると、満ちた氣が波動となって相手に伝わります。相手はその氣を受け取ることができるのです。そんな氣力の連鎖が良い波動の波となり人から人へと伝わっていくのです。
また心構えとして大事にしたいことをSKDという記号で表現してくれました。
Sは心配ない。Kは気にするな。Dは大丈夫です。どんな問題に遭遇しても、心配ない、気にするな、大丈夫だと思えると解決できます。要は気持ちの持ち様なのです。気付きが多いと感動、感謝、感激が多くなりますから、幸せになれます。有り難いことに気付く力があると感謝する気持ちが多くなり、毎日が幸せに感じられます。
悪いことを言われたとしても、それを気にしないことです。逆に、自分に足りないものがあるので言ってくれていると思うと良いのです。相手を批判することなく自分が成長できることになります。心構えを変えるだけで、相手が批判してくれるほど自分が成長できるのですからこんな良いことはありません。批判する人の評判は下がり続け、成長し続けると評判とそれに伴い上昇していきます。
人は気持ちの持ち様次第で毎日を変えていくことができるのです。
今年3月31日に開催された孫市祭の評価を聞かせてもらっています。和歌山市以外からの参加者とお客さんが来てくれる和歌山市を元気にしてくれる祭りです。戦国時代を駆け抜けた雑賀孫市の祭りを育ててくれている皆さんの取り組みに敬意を表します。平成25年度も開催する計画で、節目の10回目を迎えることになります。
地域を盛り上げたいと願う民間の力でここまで到達しました。これから発展させるためには行政の支援が必要です。ヤタ烏のキャラクターも新登場し、次回に向けた取り組みが始まっています。
この祭りの実行委員会の森下会長と孫市祭について話し合いました。熱意と行動力を持った会長です。
和歌山市料理飲食業組合通常総会に出席させていただきました。今年も総会にお招きをいただいたことに感謝しています。平成24年度は全国大会にも参加させてもらいましたし、飲食業が元気になることが地域の元気に直結していますから、飲食業組合の力の結集は頼もしい限りです。
挨拶の主旨は次の通りです。
皆さん、こんにちは。今年もお招きをいただいたことに感謝しています。昨年は東京での全国大会にもご一緒させていただくなど、活動を通じて交流できたことに感謝申し上げる次第です。
さて昨日まで紀伊半島大水害の被災地である本宮町と那智勝浦町に行っていました。災害現場は復旧されつつあるのですが、やはり土砂で埋まっている場所もあり、これからも復旧に向けた取り組みを継続させることの必要性を痛感しました。同じ和歌山県で発生した災害ですから、私達も支援を続けたいと思う次第です。被災当時、被災者の皆さんを元気付けたのはやはり食です。保存食や水だけで避難所生活ができるものではありません。辛い時、苦しい時においしいもの、温かいものを食べられると人は元気になります。人を元気付けてくれるのは食ですから、飲食業は人の命を守り元気を創造してくれているものです。
更に和歌山県で開催される国体では、県外からお迎えする皆さんに飲食業の力を発揮する絶好の時となります。力を結集させて和歌山県の食の水準の高さを示して欲しいと思います。これからの期間、是非とも支援させていただきたいと考えています。
最後になりますが、今年も研修の機会を設けてもらえると幸いです。研修会についても提案させてもらっていますので、その時に皆さんとご一緒できることを楽しみにしています。本日はおめでとうございます。
- 田辺市熊野地域の復旧と復興に向けた計画について話し合いました。土砂災害防止と新エネルギーの誘致について協議を行ったものです。
- 企業誘致に関して協議を行い、視察日程などを決定しました。企業誘致は地域の活力の基礎となるものですから継続して取り組みを行っています。成果に結びつくかどうかはこれから次第ですが、しっかりとした対応をしていくつもりです。