大型連休明けの初日は仕事が詰まっていました。仕事内容は書き切れないものがあるので全てを記すことは控えますが、兎角、社会は問題に満ちていることを実感します。人と人が関わると問題が発生することがあります。しかし人と人が交わることで楽しいことや嬉しいことも発生しますから、何もないよりもあった方が生きているということです。
ある責任者同士のトラブルについて。問題が発生し二人の責任者が言い争いになりました。これまでの経緯について共通認識をしていなかったことから話し合いの場を持とうとしたのですが、そこで少しの行き違いがありました。そのため二人はその場から離れてしまいました。調整役に入ってくれた人がいて、一方の人と話をしたところ、「言い過ぎたところがあった」と反省してくれて、調整役の人と一緒にもう一人のところまで出掛けました。ここで「こちらも言い過ぎた」と言ってくれたら良かったのですが、「話をしたくない」と話し合いに応じなかったのです。そこで訪問した側の感情が拗れました。
折角折り合う機会だったのに物別れに終わり、仲直りのきっかけを失いました。調整に入ってくれた人も立腹し、今後、仲裁に入ってくれるかどうか微妙なところです。
時間を置けば置くほど解決は難しくなりますから、早期に話し合いの機会を作りたいところです。
結局、腹の座った大人としては些細なことは水に流すという姿勢を見せて欲しいものです。自分が全て正しいと思っていると相手と折り合うことはできません。どちらも折れるべきところを見出して、その接点で納得することが人間関係を保つ秘訣です。問題が拗れた時、一方が100パーセント譲歩することはできませんから歩み寄る姿勢を持ちたいものです。
企業誘致に関して協議を行いました。地方都市への企業立地は難しい仕事のひとつです。県を挙げての歓迎と受け入れ態勢を整えることが最低限条件です。幸い和歌山県は企業誘致に熱心な姿勢を取っているので、少しでも来てくれる可能性のある場合、即座に対応してくれます。支援対策地元市町村との連携、ワンストップサービスなど、他府県に勝る取り組みになっていると感じています。
そんな環境の中で企業誘致活動ができていることに感謝しています。
- エネルギー施設訪問に関しての依頼があり対応しました。電力問題への関心が高まる中、エネルギー問題研修について依頼をいただきました。対応の方法はこれから協議することにしました。
- バイオマス発電に関する協議を行いました。和歌山県の森林資源を活用するためのバイオマス発電の姿を検討しています。発電事業として独立するには森林資源の量が不足しているため、森林整備による間伐材の確保や地域としてバイオマス発電による電力を利用するためのしくみ作りなどが課題です。課題をあげ解決する方策の検討を行うことを考えています。
- 小中学校時代の同級生の親族がお亡くなりになったので、通夜式に参列させていただきました。19年間も闘病生活を送り、終に帰らぬ人となりました。84歳の寿命を生き抜いたのですが、勤めを定年した後のとても長い戦いだったのです。心からご冥福をお祈りしています。
- 住宅政策に関しての話し合いを行いました。経済的問題から、公住宅への入居について問い合わせがあります。地方都市においてはまだ政府の経済効果が波及していないようです。金融緩和、公共事業や民間活動の活発化による経済効果が表れるのは、もう少し先になります。株式価格の上昇など数字の改善が見られるので明るい兆しがありますから、地方都市への効果に期待しています。経済対策は地方都市の個人所得と住宅政策のあり方にも関係してきます。
- 高齢化地域における認知に関しての勉強会について話し合いました。認知は自分で気付かない場合もありますから、家族や周囲の人の注意が必要です。個人の身体や行動の安全面からも早期に気付き、家族や近所で対応できることも大切な取り組みです。みんなで考える機会を検討しています。