和歌山城内の砂の丸広場においてメーデーが開催されました。午前9時30分からの開会ですが9時頃会場に到着したところ、既に売店では物販の販売準備をしていました。スペアリブは人気の商品で1,500本用意していますが、販売を始めると完売するほどです。スタッフが準備をしていました。準備をしてくれる人がいるから参加した人が楽しめるのです。式典や行列にも参加しないで準備をしてくれた皆さんに感謝しています。
さて式典では知事、和歌山市長などが挨拶を行いました。アベノミクスの効果は期待できるものの実体経済への影響はこれからなので地方都市まで波及していないこと。そし地方公務員の給与を下げることは地方経済を失速させる恐れがあり、アベノミクスの効果が地方都市まで及ばないことの懸念を話してくれました。
和歌山県にとって地方公務員組織は巨大企業に匹敵する規模です。この組織の担い手である地方公務員の給与をカットすることは、地域の消費をカットするようなものです。地方都市への経済対策としては支持できないものです。しかし国は地方公務員の給与カットに関して強行で、カット分は地方交付税を削減することで実行させようしています。地方公務員の給与カットは地方都市の消費を低迷させることは必至です。地方のことは地方に委ねて欲しいもので、地方交付税をカットするという姿勢は共感できないものです。
そんな思いを込めてメーデーに参加しました。団結した思いが国に届くことを期待しています。
和歌山市内に新しい住宅展示場がオープンしました。今日、開会式典があり会場を訪れました。今日の開会式典を皮切りに三日間、イベントが繰り広げられます。会場は大勢の人で賑わいを見せていました。この展示場の特徴は、毎月大きなイベントを開催することによって地域活性化につなげてくれることです。地域との共存を目指した運営をしてくれる予定です。
住宅は資産であり人生の中での大きな買い物です。一生に一度の買い物の可能性があり、十分納得するまで見て、話を聞いて判断すべき買い物です。そんな期待に応えられる展示場になっています。地域活性化の核になる施設としてこれからの運営に期待しています。住宅展示場のセンターハウスでは地元雇用を行ってくれているように、出展による成果が現れています。
小学生への英語教育や防災対策などの話し合いを行いました。大学入試の英語の試験にTOEFLを採用するという報道がありました。より実践的な英語力を試そうとする考え方です。しかし現行の英語教育のままでTOEFLのスコアを伸ばせるとは思えません。小学校、中学校と話すための基礎を学ぶことで英語を英語で理解して話せるような教育の必要性を感じます。ただ現状を見ると対応できていませんし、平成26年度予算案を見なければ意見をすることはできませんが、平成25年度と同じような外国語教育予算であれば、到底、そのレベルの教育まで及びません。
本気で外国語教育をするのであれば、この機会を逃すことはできません。3月にマレーシアを訪問した時、公用語のマレー語と英語は誰でも会話ができるレベルを保っています。飲食店、タクシー、スーパーマーケットなどで働いている人は全員英語が話せます。公用語と英語が使えるのは当たり前という意識です。
英語教育に関しては、日本はこれらの国に劣っていると認識すべきです。経済力の地位が低下している現状から、これまでのように世界で一番の企業力を持っているので英語ができないでもビジネスができた時代ではなくなっています。英語で交渉しビジネス機会を広げることが求められる時代に入っています。韓国やアジアの国が世界の中で地位が向上しているのは、英語力を武器にしているところがあります。
日本も同じ土俵で競争に曝されている時代です。日本製品の優位性はなくなっているのですから、ビジネスにおける英語力を強化するためのTOEFL導入は賛成ですし、そこに至る小学校時代からの英語教育のあり方を考え直したいものです。
午後4時30分からと午後5時30分から、ふたつの懇談会に参加しました。このような機会をいただけるのは有り難いことです。バイオによる農業振興、企業誘致など建設的な話し合いができました。大型連休に入っていますが、社会は止まることなく動いています。
自分たちの地域を発展させたいと思う気持ちは同じです。協力し合うことで動くこともありますから、今後の提携を約束して会合を終えました。