活動報告・レポート
2013年4月22日(月)
フロリダの陶芸家
フロリダの陶芸家
フロリダの陶芸家

フロリダから陶芸家がやって来ました。和歌山県の土が陶芸に適して良いことから来日してくれました。日本の中で和歌山県を選択してくれて、本日、お迎えできることを嬉しく思います。三名のアメリカ人は17日間、和歌山県内に滞在して陶芸作りに励むことになります。そして陶芸を通じて県在住の皆さんと触れ合う機会を設けたいという希望がありました。そこで夜の時間に有志が参加しての陶芸教室を開催しました。

三人のアメリカ人陶芸家が講師として指導してくれ、参加者が粘土を捏ねて陶芸に挑戦しました。思うようにならないのですが、自分が描いたイメージに近づくように作品を作り上げていきました。まずイメージを作り、集中して粘土を形にしていきます。土台を制作してから粘土を順次積み上げて行きます。集中していると気持ちが良くなります。そして普段は関わりのない分野のことに取り組むことで新鮮な気持ちになります。非日常の時間はリラックスできますし、思考も広がるような気がします。

陶芸家というと無口で作品作りをしているようなイメージがあったのですが、フロリダから来た三人はユーモアと笑顔いっぱいで指導してくれます特筆すべき点は常に褒めることです。日本語にすると「いいね」、「良い仕事ですよ」、「素晴らしい」、「良いアイデアです」などの表現で褒めてくれます。褒められると参加者は楽しく、そして安心して真剣に取り組むようになります。失敗は許されないという雰囲気があれば気持ち硬くなりますが、GoodやNiceなどの言葉が飛び交う楽しい雰囲気なので、安心して作ることができました。

楽しさは厳しさよりも良い発想につながる、そんな気持ちになりました。フロリダの三人の作品は、きっと暖かさを感じる形や色合いになっていると思います。

フロリダの陶芸家

多くの人にとって陶芸は初体験でしたが、和気藹々として制作を行えました。実は芸術とは楽しいものなのです。プロの世界は厳しいのですが、楽しむために参加しているのですから楽しさが最優先です。楽しくなければ続きませんし良いものに仕上がりません。気持ちが乗っていること、真剣に向き合うことが上手に仕上げるために必要なことだと思うからです。作品を完成させた最後に、陶芸の裏面に自分の名前を彫り刻みます。名前を入れることで生命が吹き込まれるような気持ちになります。

今日教室に参加した私達の作品は預かってくれて、後日、焼いてから持ってきてくれます。どんな作品に仕上がっているのか、自分の個性がどう表現されているのか、とても楽しみです。

大型連休を挟んで和歌山県に滞在するフロリダ陶芸家の三人の送別会は5月12日の予定です。それまで時間、和歌山県を楽しみ、良い作品を制作して欲しいと願っています。この文化交流が和歌山県とフロリダ州の交流のひとつとなり、これから長く続く友好関係につながることを期待しています。

早起きの会

朝早起きをして活動をしている人は信頼されることになる、そんな話を伺いました。経営者が早起きして朝の会に参加し続けている人は、周囲から頑張っていると評価を受けています。信頼されることで自分を取り巻く環境は好転し、仕事の成果にもつながることもあります。一つのことに専念している経営者は信頼できる人なので、仕事もしっかりしてくれるという期待が持ってもらえるのです。

例え一週間に一度でも、朝6時30分からの会に参加し続けることは簡単なことではありません。一ヶ月で4日、一年で48日も早起きをすることになります。この分信頼が積み重ねられているようです。

仮に会社の始業が8時30分からだとすれば、一週間に一度、2時間早く始動していることになります。一年間で96時間も人と会う時間が増え、勉強する時間が増えているのです。そしていつもより2時間早く活動ができることになる。これは大きな時間の差となって表れてきます。是非とも参加して欲しいとお誘いをいただき、来月からこの経営者の皆さんの研修会に参加することにしました。お誘いをいただき学べる機会を得られたことに感謝しています。但し、早起きができるかどうか見通しはありませんが・・。朝型人間に転換できると良いと思っています。

その他
  • 新エネルギーに関しての協議を行いました。採算面で収支が合う計画は事業化が図られています。しかし具体的に動いていない計画もあります。採算見込みがないのか事業主体が決らないのか理由は様々ですが、動かなければ何の変化もありません。変化させることは難しいことだと感じています。
  • バイオ燃料の取り組みについて説明を伺いました。新エネルギーの共通した課題ですが、具体化させるには事業主体、資金調達が壁になります。
  • 44歳の若さでお亡くなりになった経営者の通夜式に参列させていただきました。直前まで仕事の話をしていたと伺いました。仕事も人生もこれからなのに残念なことです。心からご冥福をお祈りしています。