津波などの大災害時に考えられる水害対策について協議を行いました。東日本大震災で消防団員の方々が水門の扉を閉めに行ったところ津波に遭遇しお亡くなりになった事例があります。正義感溢れる行動がそんな悲劇につながらないように、水門を閉める作業は全て自動化で対応することを和歌山県では目指しています。
水門開閉を自動化するためには電源の確保、遠隔操作、ガスや水圧を利用することが考えられますから、状況に応じた最適な形を求めたいとろです。何よりも非常時に人が現場にいないようなしくみを作りたいと考えています。水門は海に近い河川に設置されている場合が多いので、津波発生時現場に留まることは危険です。水門を保守している人が現場を離れ、安全な場所から遠隔操作で水門を閉められることが理想の安全対策です。
津波や大地震が発生した場合はインフラが破壊されている可能性もあり、極力水門設備内に電源やガス、水圧などのエネルギーを設けることが必要です。水門を開閉するしくみがあっても作動させるためのエネルギーがなければ災害に対応できません。無人で水門を開閉できるしくみを設置することを話し合いました。技術的には可能ですし、コスト削減も図れるしくみがあります。津波が発生したときの対策として早急に検討を進めて欲しいものです。
平成25年度有家自治会総会が開催されました。三役、区長、班長、民生委員の皆さんに参加していただき開催したものです。議案は、平成24年度活動報告と決算、平成25年度活動計画と予算案、そして平成25年度役員体制についてです。執行部から議案を提案させていただいて審議を行いました。結果、全ての議案が承認され、ここから平成25年度の自治会活動が始まります。
本年度の活動も盛り沢山で労力奉仕は自治会三役で担えるものは担いますが、側溝掃除や一万人大清掃などの行事は、班長以上の役員の皆さんの協力を得て実施することにする予定です。
また自治会会費については半年または一年分を納めてもらうことにし、班単位で決めてもらうことに決定しました。
そして防犯灯を順次LEDに取り替えていく計画を示しました。平成24年度は50灯の防犯灯をLEDに取り替えましたが、平成25年度も同数の50灯を取り替える計画にしています。この予算案も承認してもらいました。
地方紙の方と和歌山市内の情勢について話し合いました。主幹からは和歌山市は人口も減少し中心市街地も活性化していないという評価があります。経済が上向いている感じがなくこの停滞から脱するために政治に期待しているという意見です。有事に際してはリーダーの果たす役割は大きく、リーダーシップと明るさ、そして清新さと行動力のあるリーダーを待望しています。人材が現れることを期待しているようです。
就職事情に関して意見交換を行いました。昨年、大学を卒業した青年がまだ就職を決めていませんでした。卒業してから正職員での採用がなかったので、大阪市内でアルバイトをしています。将来所得や処遇面から正職員を目指しているのですが、早くも四年生の就職時期に入っているので競争が厳しくなっています。
また、現在大学四年生の生徒も就職活動中となっています。就職事情は厳しくて正職員を目指していますが決定に至る道は厳しいようです。学んだ成果を社会で発揮するためには一度は就職をして組織で働く経験も必要だと考えます。学生が社会に旅立つ時、それを受け入れる社会を築きたいと考えます。