活動報告・レポート
2013年4月17日(水)
ユニバーサルデザイン
ユニバーサルデザイン

平成27年度に紀の国わかやま国体と紀の国わかやま大会が開催されます。特に紀の国わかやま大会においては、障がい者の方々が選手として参加してくれるので施設面やお迎えするソフト面での対応が求められます。ユニバーサルデザイン化については施設や印刷物など、全てのモノに配慮が必要です。

施設における配慮の中で音声案内装置があります。和歌山市内では和歌山ビッグ愛の各階に音声案内装置があり、配慮が行き届いた感があります。和歌山ビック愛には比較的多くの福祉団体が入居していることから音声案内装置を設置しているのです。

しかしエレベータを降りると各階のエントランスが似通っているため、どの階に降りたのか、どの場所に目的の事業所や会議室があるのか迷うことがあります。そんな時、エントランスに設置されて音声案内装置が案内してくれるので、行き先を探す時にとても便利なのです。障がいのある方も健常な方も誰でも快適な環境にいられることがユニバーサルデザインの本質なのです。

そのため紀の国わかやま大会での会場案内や施設案内などで、音声案内装置の必要性を感じます。ユニバーサルデザインは全ての人にとって便利な機能であるので、紀の国わかやま大会用に設置することで、紀の国わかやま国体参加者や応援者にも快適な国体を迎えてくれると思います。県外から応援に来てくれる方は和歌山県が初めての人もいる筈ですから、例えば駅を降りた時に音声で案内してくれると安心感を与えてくれます。

施設面での配慮と共にソフト面でも配慮して、皆さんをお迎えできる国体と大会にしたいものです。その意味から音声案内装置の設置に関しての協議を行いました。

これは公共施設や駅を初めとする公共の空間に設置することで、利便性と安心感を提供でき、おもてなしの気持ちで迎え入れる最初のスタートにもなります。検討していきたいものです。

森林保全
森林保全

樹木が枯れるのを防止する。そして枯れかけている樹木を復活させる技術がニードル農法です。簡単に記述するなら、樹木にも人間と同じようなつぼがあり、その部分を刺激することで元気を回復させるものです。ニードル農法の開発者は大塚具明さんで、全て日本語で記述すると電子植栽針灸術といいます。

この農法は、まず電位計測器で樹木の電位を測定します。電位の高いところがつぼの部分なので、つぼを発見したらその部分に樹木の成長促進のためのネジを打ち込みます。参考までに樹木の通常の電位は100mVから300mVですが、つぼの部分は300mVから500mVと電位が高くなっています。この部分にネジを打ち込むと電位は500mVから1,000mv以上に上昇します。電位が上昇することで樹木が活性化することになるのです。

和歌山県内でも和歌の浦や和歌山城など、良好な自然景観を形成している松が枯れたりする被害があり対応する必要があります。

今回は森林保全や景観上の観点からも、樹木の枯れるのを防止する取り組みを協議しました。そして樹木は生命体ですから無理に延命させる方法ではなくて、樹木自らが持っている生命力を回復させるのがニードル農法なのです。この農法は国内は勿論のこと東南アジアの国にも技術指導しているように、新しい農法として注目されているものです。

和歌山県での取り組みは現在のところありませんが、森林資源の保護や世界文化遺産内の貴重な樹木を守ることができる農法になるものなので提言しました。

生命が本来持っている力を回復させることで樹木を再生できるのであれば自然の摂理に反対していません。新しい技術で和歌山県が誇る森林の保全の役に立てるなら有り難いことです。

編集後記

多くの方から和歌山ゴールドライオンズクラブの式典について嬉しい意見を届けてもらっています。出席してくれた方や新聞を見てくれた人からのものですが、声を届けてくれていることに感謝しています。当日配布したものの一つに記念誌があります。会長の挨拶文は紹介しているのですが、式典の挨拶で引用した編集後記の内容も紹介して欲しいという意見があったので、以下に紹介いたします。

早いもので私達のクラブ結成から10年が経過しました。

チャーターメンバーと共に10年目を迎えられたメンバー一同、この良き巡り合わせを嬉しく思っています。

結成10周年を迎える年度に際して、記念行事、記念式典を手作りで汗を流して行動し、思い出に残る周年にしようと話し合いました。紆余曲折があったものの、振り返ると充実したこの1年であり、この10年だったと思います。

結成当時は60歳代だったメンバーも10年後の今日、70歳代以上になり正にゴールドの域に達した活動を行っています。輝ける人生をライオンとして過ごせていることに誇りを持ち、感謝の気持ちを抱きながら仲間と過ごす日々を大切にしています。

わがゴールドライオンズの先輩の皆さんからたくさんの感想をいただいています。

「ライオンズクラブは第二の青春です」。

「例会に出席することが楽しくて仕方がない。生き甲斐を感じられたことに感謝しています」。

「この年になって大切な仲間ができるとは思ってもいませんでした。ライオンズは素晴らしい」。

こんな言葉を聞かせてもらっています。こうして活動できている瞬間を大切に思いますし、一人ではできないことを実現できているライオンズクラブの活動に感謝しています。

そして式典に出席していただいたライオンズの同志に深く感謝しています。引き続きましてご指導いただくことをお願いし、感謝の言葉とさせていただきます。

その他
  • 夕方からは二ヶ月に一度開催している懇親会に参加しました。定期的な意見交換を行うことで、地域の課題を少しでも解決したいと考えています。
  • 日頃からお世話になっている地方新聞を訪問しました。活動報告を見てくれているので、日頃の活動を知ってくれていました。見てくれていることは嬉しいことです。国政や地方政治についても話し合いました。