活動報告・レポート
2013年4月8日(月)
経済論議
経済論議

経済に関して話し合いました。円安が進展し1ドル99円の水準まできました。数ヶ月で20円以上も円安になりました。金融緩和により通貨が市場に出回り通貨の価値が下がるので当然の円安です。

市中金融機関は日本銀行当座預金と国債を天秤に掛け利益が出る方を選択しています。そのため期間が3年未満の国債は年0.1パーセント以下の低金利ですから全て日本銀行に売り当座預金にする選択を行います。しかし金融機関は預金者からの預かり分は返済を預金者から求められると払い出す義務があるため、日本銀行の当座預金の方がリスクがないので日本銀行当座預金で保有することになります。

元々、民間企業などに貸し出して利息を取るのが銀行の仕事でしたが、金融機関によっては過去の累積損失を償却する必要があり、民間企業などに資金を貸し出しすることを回避しようという姿勢もあります。

優良企業であれば社債で資金調達は可能ですが、中小企業は金融機関に頼る以外ないのですが現状では審査が厳しくなり簡単に貸し出ししてくれないようです。金融機関はリスクを回避することで安定経営を志向しているようにも見えます。

では金融機関は国債を日本銀行に売って得た資金を引き出してどこに投資しようとするのかが問題です。再び安全なわが国の国債を購入するのか、別の投資を行うのか経営判断となります。ただ現状で安全で高利回りの投資商品はないので、再び国債の購入に向かっているようです。このため日本銀行から資金が供給されても、金融機関として民間企業などに資金を流さないのではないかという不安もあります。

聞いたところによると、8年モノなどの長期国債も日本銀行が引き受けてくれることから、金融機関は国債を売り通貨を得ているようです。金融機関はここで得た通貨を保有することになり、預金者からの預金を集める必要性は少なくなっています。金融機関にお金が貯まっていることから、これ以上集める必要がなくなっています。

今日の話し合いの中では、現在の定期預金の金利は0.001パーセントまで低下しているようです。100万円を定期預金すると一年間で100円の利息がつくことになります。これでは定期預金をする人はいなくなります。この低金利の意味するところは、金融機関は預金を必要としていないことを示しています。

つまり金融機関は短期モノの国債を購入し、それを日本銀行の当座預金に預け資金を得ます。その資金を必要以上は貸し出しに回さないで、再び安全な国債購入に充てているようです。民間から預金を集め民間企業などに貸し出しをする役割ではなくて、国債を購入し日本銀行の当座預金に預け、得た資金でまた新しい国債を購入するという通貨と国債の物々交換のような金融になっているようです。政府が国債を発行して得た資金は公共投資に回されますから効果がありますが、民間需要を増加させるまでには至らないような気もします。

繰り返しますが、日本銀行が金融緩和によって金融機関が保有する国債を買い上げていることから資金が当座預金に入り残高が増えている循環となっているようです。

また日本銀行の黒田東彦総裁は4月の記者会見で、日本銀行が保有している国債の平均残存期間を従来の3年弱から6年から8年に伸ばすと決めたことを発表しています。記者会見で黒田総裁は、「平均残存期間が7年程度になるよう10年超の国債もバランスを取って買い入れる」と発表しています。このことは、向こう8年間は日本経済に責任を持てるという意味にも取れます。現在進めている金融政策によって8年間でデフレ脱却とインフレ目標を達成させ、経済を回復させようとする宣言のように思えます。

デフレ対策に処方箋はありませんから、異次元の金融緩和によってデフレ脱却を成し遂げようとしているのです。何もしなければ国債の残余機関である3年で日本経済は破綻するけれど、異次元の金融緩和によって8年先まで引っ張ることを約束しているようにも思います。この先の動きに注目しています。

入学式

入学式や始業式が行われました。新入生は制服も初々しくて見ていて楽しくなります。つい「これから頑張ろうよ」とか「有意義な高校生活を過ごして欲しい」と言葉を掛けたくなります。ぶかぶかの新しい制服がピッタリと似合うようになる頃、卒業という時期を迎えるのですが、今日の日の期待を持ち続けて楽しい学校生活にして欲しいと願わずにいられません。

まだ恥ずかしさのある新しい制服姿を見ると、心から応援したくなります。

「これからは君達の時代です。大人である私達は、今の時代をもっと発展させて君達に渡すから期待しておいて。失われた20年と言われている意味は、君達が生まれたから一度も期待に応えられる時代ではなかったことなのです。東京オリンピックや東海道新幹線開通に代表される高度成長の時代や、不動産や株などの債権が高くなったバブル時代が全て良かったとは言えませんが、希望の持てる日本に必ずしてバトンを渡すから」。そんな言葉を伝えたくなります。

明日から新しい学校で初めて迎える新学期です。明るく楽しい学校生活になるよう、心から応援しています。もう新しい時代はそこまで来ています。その時代を支えられる人になって下さい。

その他
  • 今月27日に開催される式典について打ち合わせを行いました。県からの開会式出席と挨拶を依頼しました。
  • 自治会役員会に出席しました。平成24年度の決算と活動報告、そして平成25年度の活動計画案と予算案。新しい年度の役員体制などについて協議を行いました。